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2019年11月29日(金) 8:55

10月観光客、前年比0・2%増

韓国からは80・9%減


 【那覇支社】県の文化観光スポーツ部は28日までに、10月の入域観光客数は前年同月比0・2%増の85万1300人となり、同月の過去最高を更新したと発表した。韓国で訪日旅行自粛の動きが継続している影響で外国客が前年比6・5%減の23万500人となったものの、大手旅行会社の沖縄旅行キャンペーン強化などで国内客が62万800人と前年から3・0%増えたことが寄与した。


 日韓関係の悪化により、韓国人の観光客は同80・9%減の7900人。一方で、韓国人以外の外国客22万2600人となり、前年同月から8・5%増えた。外国客のうち韓国人観光客が占める割合は、前年同期の16・8%から3・4%に低下した。


 国内客の内訳は、東京方面が30万100人(前年同月比1・5%減)で最も多く、関西方面11万9100人(同4・7%増)、福岡方面8万700人(同5・9%増)、名古屋方面5万5300人(同9・5%増)、その他6万5600人(同13・9%増)。


 外国客は、台湾が7万3800人(同5・6%増)、韓国7900人(同80・9%減)、中国本土7万3700人(同23・9%増)、香港2万2300人(同11・5%増)、アメリカ3700人(同37・3%減)など。


 外国客を入域方法別に分類すると、空路からの入域が韓国人観光客減少の影響を大きく受けて同17・9%減の12万3100人、海路からは同11・3%増の10万7400人だった。


 県は、11月について「大手旅行会社の沖縄キャンペーン強化の取り組みなどで堅調に推移する見込み」とする一方、外国客は「引き続き韓国市場での訪日旅行自粛の動きや航空路線の減便が予定されている」として慎重な見通しを示した。