04/27
2024
Sat
旧暦:3月19日 先負 辛 
政治・行政
2019年12月22日(日)8:58

「復元に全力尽くす」/菅官房長官、首里城視察

首里城火災現場の視察後に会見する菅官房長官=21日、那覇市

首里城火災現場の視察後に会見する菅官房長官=21日、那覇市

 【那覇支社】菅義偉官房長官は21日、沖縄を訪れ、10月31日に火災で焼失した首里城正殿などを視察し、政府として復元に向けて全力を尽くす考えを示した。視察には玉城デニー知事が同行し、被害状況などについて説明した。

 視察後、菅長官は記者団に対し「沖縄の皆さんの誇りと言える多くの施設が焼失した様子を目の当たりにして、被害の大きさを実感した」と感想を述べた。また、「復元に全力を尽くさないといけないと決意を新たにした」と語り、国営公園事業として首里城復元に国が責任を持って取り組む姿勢を強調した。

 また、菅長官は自身が議長を務める首里城復元に向けた関係閣僚会議で決定した基本方針の下、技術検討会の結論を踏まえて「今年度内に首里城正殿などの復元に向けた工程表を作る」と述べた。

 その上で、「地域の方からの要望が多かった」として、龍潭から望む城壁のライトアップを同日から再開することを表明した。城壁を活用したプロジェクションマッピングを年度内に実施するほか、世界遺産登録されている正殿の地下遺構などの見学を来年のゴールデンウイークまでに可能とするよう、補正予算を活用して迅速に準備を進める意向を明らかにした。

 さらに、地元の商店街から要望があったとして、「商売が継続できるよう、政府としてしっかり要望に応えたい」との考えも強調した。 

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設については「世界で最も危険と言われている普天間飛行場が固定化され、危険なまま放置されることは絶対に避けなければいけない。そのことは地元の皆さんとも共通している」と述べ、政府として普天間飛行場の全面返還に向け取り組むとした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!