きょうから夏休み/小中高で1学期終業式
コロナ下での楽しみ方模索へ
宮古島市内の小、中、高校で20日、1学期の終業式が行われた。いよいよ子供たちが待ちに待った夏休みがスタートする。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の中での夏休み突入となるが、それでも期間中は感染予防策を講じながら楽しみ方を工夫して、歓声を上げる子供たちの姿が島内各地で見られそうだ。
このうち、東小学校の終業式は体育館で行われたが、3密防止の観点から前半に幼稚園と低学年、後半に高学年に分けて行われた。
終業式で下地辰彦校長は夏休み期間中の過ごし方について、交通安全と水難事故防止、熱中症予防などを呼び掛けて、台風などの自然災害時には外に出ないことを求めた。
さらに「977」の数字を示した上で「この数字は宮古で新型コロナウイルスに感染した人の数で、もうすぐ1000人になる。夏休み期間中も毎日体温測定と手洗い、手指の消毒、マスクの着用を心掛けて感染予防を徹底してほしい」と呼び掛けた。
終業式後には、全校児童で校内清掃を行った。夏休みを目前に、うきうき気分の子供たちは笑顔いっぱいで清掃していた。
そのほか、各教室では担任から「よい子の歩み(通知表)」が児童一人一人に手渡され、受け取った児童たちは1学期の評価を見て一喜一憂していた。