05/15
2024
Wed
旧暦:4月8日 大安 己 
社会・全般
2021年8月10日(火)8:59

緊急宣言下も人出多く/3連休終了

複雑な感情交錯/新型コロナ


駐車場も朝から多くのレンタカーが訪れ混雑した=9日、前浜ビーチの駐車場

駐車場も朝から多くのレンタカーが訪れ混雑した=9日、前浜ビーチの駐車場

 緊急事態宣言下の7日にスタートした3連休。台風9号の影響もあり、7、8日と悪天候だったが連休最終日の9日は青空が広がったことから、市内の各ビーチは多くの観光客でにぎわった。市民には県や市から2週間の外出自粛が求められる一方で、観光客らでにぎわうビーチの構図。訪れる側、受け入れる側とも複雑な感情が交錯する中で今回の連休は終了した。

 このうち、前浜ビーチでは、朝から多くのレンタカーが訪れ、駐車場は行き交う車で混雑した。

 埼玉県から家族4人で訪れたという男性は「沖縄でも感染者が急増しているのは報道で知っていたが、滞在期間中はホテルとビーチだけの往復なので大丈夫と判断して思い切って来島した」と話した。

 東京都から訪れた3人家族は「この時期なので、島に行くことは正直ちゅうちょしたが、できるだけ人混みには行かずに自然を満喫するだけにしようと思っている。本当の宮古島を満喫するのはコロナが収束した後にしたい」と話した。

 先週から、想像を超えたスピードで感染拡大が進む県内の状況におびえる島民からは、減らない観光客に疑問の声も聞こえている。

 一方で、観光地宮古島にとっては観光客の来島は島の経済にとって重要な要素。しかし、現在の感染拡大が続いてしまうと、その後の影響が見通せない不安も抱える。

 新型コロナの影響で自粛の夏を強いられている宮古島にとって、迎え入れる側、訪れる側ともストレスを抱えたままの日々がしばらくは続きそうだ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!