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社会・全般
2009年6月28日(日)20:52

宮古島市体験工芸村/植物園に”んみゃーち”

8つの工房が店構え
 
先月三十日に市熱帯植物園でオープンした「宮古島市体験工芸村」。もうすぐひと月を前に八つの工房が思い思いの店構えを展開、準備は整ったとして地元の皆さんも、観光の皆さんも、「来て、見て」と来場を呼び掛ける。村長の安井球真さん(陶芸工房)は「地元でもあまり知られていないようなので、植物園に遊びに来る感覚で気軽に立ち寄ってほしい」と話す。緑の中にある木製造りの建物は涼を呼び、クリーンな環境が遊び心をかき立てる。体験プログラムは島の自然、文化、歴史を身近に感じられるものばかりで、担当課の市商工観光課(島尻強課長)も地域活性化、観光振興に期待を寄せる。 
 
芸 陶 オーナーは安井球真さん。名古屋出身で七年前に宮古へ。陶芸歴は十五年。体験は、一時間から二時間。シーサー作りや皿、壺(つぼ)など。「修学旅行の団体や冬場のツアーにも期待したい。地元の皆さんはいつでも遊ぶ感覚で立ち寄ってほしい」
 木細工 かんどぅぬ工房のオーナーは嘉手苅重光さん。長年大工だった。折り畳める木枕や牛の角を使った三線の爪(つめ)(バチ)やアクセサリーを得意とする。中でも三線の爪は体験もでき「民謡関係者は自分で自分の爪は作ってほしい」と、マイ爪を奨励する。 
 
万華鏡 万華鏡はもちろん、島唄や三線も体験できる。癒工房「ゆるり」のオーナーはミュージシャン下地貞治さん。妻の美恵子さんと二人三脚で工房を運営する。予約によってはライブも楽しめる。「観光にリンクさせ、地元の利用も待ってます」と美恵子さん。 貝細工 オーナーは森照子さん。石川県金沢の生まれで宮古に住んで十二年。貝のストラップやビーチグラスアートが体験できる。部品を提供してお客さんが拾ってきた貝で作ることも可能。「貝のことも勉強してお客さんの要望に応えられるようにしていきたい」
 
チガヤ 七人の仲間で運営する。砂川利枝さんを代表に、渡久山千代子・砂川明美・野原直一・与那城恒子・鳥毛加奈美・古城恵子さん。インストラクター養成で渡久山さんの講座を受講した皆さん。チガヤを使ったかごや小物が体験できる。
 
織 物 宮古織物組合から職員が常時二人派遣される。体験のための織り機も八台並び、暇な時に職員が織りかけの作業を進めるための織り機十台も。武富末子さんは「体験用の織りは三十分ほどで完成できるようなものを準備しています」と話す。
 
藍染め  宮古織物組合から職員が二ー三人派遣される。藍の入った焼き物の瓶がいくつも並び、ハンカチやタオルなどの染め体験ができる。インストラクターでもある武富暁代さんは「Tシャツなども考えており、持ち込みの要望にも応えていきたい」と話す。
 
郷土料理 入口左手の建物。砂川安男・貞子さん夫妻が運営する。体験はニガウリ料理やサタパンビンなど。団体予約では幕の内やチャンプルー料理も楽しめる。屋外に造られた石釜(いしがま)では、ピザや三枚肉の薫製などを作る予定。ソバは手打ち。


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