04/26
2024
Fri
旧暦:3月18日 友引 庚 

Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/cnet01/www/miyakomainichi/wp-content/themes/miyako-mainichi2021/single.php on line 90
社会・全般
2010年4月9日(金)15:42

県宮古事務所長に着任した 黒島 師範さん(57歳)

宮古の活性化に意欲

黒島 師範さん(57歳)

黒島 師範さん(57歳)

 県宮古事務所は、昨年4月の支庁改編に伴い、復帰後にあった縦割り型支庁の形に戻った。しかし、所長は県出先機関の連絡調整機能を持っており、権限は大きい。
 「宮古島市、多良間村をはじめ、出先機関と連携して、地域資源を活用した産業振興など、宮古地域活性化の取り組みの一端を担いたい」と抱負を語る。
 
 離島は排他的経済水域の確保や、国土の保全、特有な農林水産物の提供、国民への癒やしの場の提供など、国益を担っていると強調。
 
 国の宝である離島の保全にユニバーサルサービスの確保は行政の当然の役割とし、そのためには「医療や福祉、教育、文化、産業・雇用、インフラ整備など各面での定住条件の整備が必要」と考えを示す。
 
 沖振法に基づく第4次振興計画は、あと2年で終了する。ポスト振計では、基地問題と離島振興(県内の格差是正)が焦点になると指摘。「離島には輸送コストとか、課題がいろいろある。地域の皆さんが声を大に、大胆な提案を国に行う時期に来ている」と話す。
 
 行政職の経験は、33年と長い。これまでに、海邦国体(62年)やサミット(00年)、第4次振興計画の策定など、大きな事業に携わってきた。宮古発展のために、豊富な経験の発揮が望まれている。
 
 宮古での勤務は初めて。「宮古の人は連帯感、アイデア、行動力がある。宮古の一番の資源は人」と印象を語る。
 
黒島 師範(くろしま・しはん)
1952年5月27日生まれ。石垣市出身。76年佐賀大経済学部卒。同年県庁入り。企画部統計課長、観光商工部商工振興課長、企画部企画調整課長、総務部財政統括監など歴任。10年総務部参事監兼宮古事務所長。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!