09/10
2024
Tue
旧暦:8月8日 先負 丁 

Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/cnet01/www/miyakomainichi/wp-content/themes/miyako-mainichi2021/single.php on line 90
社会・全般
2010年11月22日(月)23:00

ごみ処理有料化から2年余/美ぎ島「宮古島市クリーン指導員」

各地でクリーン指導員奮起/エコアイランド目指して


指導員と行政との間に意見交換会が行われた=9月下旬、平良庁舎5階

指導員と行政との間に意見交換会が行われた=9月下旬、平良庁舎5階

茂みの中や草むらに放棄された家電品。地デジ化に向け、テレビの放棄も心配される

茂みの中や草むらに放棄された家電品。地デジ化に向け、テレビの放棄も心配される

 クリーン指導員とは、2008年、市がごみ処理有料化に伴い、各地域から市民を委嘱したもので、現在13人が活動する。定期的に地域を巡回し、ごみ出しの時間厳守や、ごみ収集に関する意見や助言、不法投棄防止への啓発、地域の清掃活動などの指導や活動を行っている。スタートから2年余、指定ごみ袋や粗大ごみ処理券の使用も定着して分別の意識も高まってきたとはいえ、不法投棄は未だ無くならず指導員たちの監視も緊張の中にある。市環境保全課(上地秀光課長)の管轄にあり、行政と市民のパイプ役として日夜活動する。



 第一回の会議が9月下旬、平良庁舎5階で開かれ、活発な意見交換が行われた。まず、指導員の報告をもとに、分
不法投棄をパトロールする下地敏雄さん(左)と金子導夫さん

不法投棄をパトロールする下地敏雄さん(左)と金子導夫さん

別・収集、不法投棄に関することなどを事務局となる市環境保全課企画政策の川満係長がまとめ、紹介した。その中には、トゥリバー入口の不法投棄が気になるとの報告があり、職員が現場を確認、対策を検討することが伝えられた。

 また、団地のごみの分別が不十分で住宅課と相談して対応することになった。地デジ化で、家電の不法投棄の心配もあり、その場合は投棄当事者を探すことになる。さらには、トライアスロン実施後に散乱ごみが目立つとして、来年の大会に向けて対策を検討することになった。港湾施設内の漂着ごみや、釣り人たちのごみ放置がなかなか改善しないとして、港湾管理者と相談して対応することになった。

 行政への要望としては、乾電池の収集もれや、洗剤容器などとの混同の多いペットボトルの分別方法の周知を、エコアイランドとしての環境教育を、野犬や野良猫によるごみの食い散らしの問題をどうするか、など、さまざまな要望が提示された。事務局は、他の課とも連携して対応したいとした。中には、環境イベントへの参加を、クリーン指導員会議の定例化を、など建設的な意見が多く見られた。

 不法投棄が未だにいたちごっこだとして、効果のあるやり方を模索する必要があるとの意見も出された。また、指導員の配置が若干偏っている傾向があるとして、全地域にまんべんなく配置してほしいとの要望も出された。清掃ボランティアが頑張っても捨てる人がいると元の木阿弥、意識の改革が必要だとして、学校や地域での環境教育の必要性を訴えていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月10日(火)9:00
9:00

きょうから八月踊り

多良間 初日は仲筋字会 国の重要無形民俗文化財に指定されている多良間島の八月踊りが10日から始まる。初日は仲筋字会が土原(ンタバル)御願所で「正日」を行い、塩川の住民を招いて華やかな組踊などを披露する。祭りは12日までの3日間。

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!