06/13
2025
Fri
旧暦:5月18日 仏滅 癸 
社会・全般
2011年5月14日(土)9:00

住宅に火災警報器を/来月1日から義務化

市の設置率29%と低く/園児らが啓蒙パレード


大きな声で警報器設置を呼び掛けながらパレードをする園児ら=13日、市内西里通り

大きな声で警報器設置を呼び掛けながらパレードをする園児ら=13日、市内西里通り

 住宅用火災警報器の設置が6月1日から義務化されるのを受け、宮古島市消防本部の職員、市消防団員、幼稚園児らが13日、警報器早期設置の啓蒙パレードを市内で行った。宮古島市の設置率は2010年12月の推計値で20%。総務省消防庁予防課によると同時期の推計設置率は全国が63・6%、県が44・4%。11年2月末に市の設置率が29%になったものの全国、県と比較して低い。


 住宅用火災警報器の設置は09年6月1日以降の新築住宅は義務化されているため、主にそれ以前に建てられた既存の住宅が対象。

 警報器は5月31日までに各家庭に設置することが、市火災予防条例と消防法で定められており、設置場所も同施行令で寝室と、寝室がある階の階段と定められている。罰則はない。

 宮古島消防本部予防課の下地義康課長は「家族の命と財産を守るためにも、早急に設置してほしい」と話している。

 出発式で砂川享一消防長は「警報器を付けている家庭が少ないので、もっと設置率が上がるよう、大きな声で呼び掛けましょう」とあいさつした。

 参加した花園幼稚園(新城久恵園長)の園児52人が「全ての住宅に、住宅用火災警報器を付けましょう」と元気な声で呼び掛けながら、西里通りの入り口から市場通り、下里通りの3通りをパレードした。

 住宅用火災警報器 熱や煙を自動的に感知して、音や音声で火災発生を知らせる器具。電源は家庭用100ボルトを使うものと、電池式がある。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年6月4日(水)9:00
9:00

8月就航を市に報告/台北-下地島

スターラックス航空日本支社長   台北(桃園)-宮古(下地島)線を8月22日から就航させる、スターラックス航空日本支社の王雲翔支社長は3日、下地島エアポートマネジメントの鶴見弘一社長らと共に市役所を訪れた。砂川朗副市長に就航を報告し、台湾と宮古島、双…

2025年5月29日(木)9:00
9:00

24年度旅客数、過去最高に/下地島空港

年間49万6000人が利用/前年度実績を17%上回る   第20回下地島空港活性化協議会(会長・嘉数登市長)が28日、市役所で開かれた。同空港や宮古圏域の活性化に向けた施策の協議や同空港の現況などについて意見交換などが行われた。下地島空港の現況では2…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!