05/15
2025
Thu
旧暦:4月17日 友引 癸 
イベント 社会・全般
2011年10月12日(水)9:00

ヤギが角突き合わせ激突/多良間村

迫力の「ピンダアース」


前足を高々と上げるヤギの格闘は迫力にあふれた=10日、多良間村塩川(中央スーパー西隣り駐車場)

前足を高々と上げるヤギの格闘は迫力にあふれた=10日、多良間村塩川(中央スーパー西隣り駐車場)

 【多良間】多良間村で10日、村観光協会主催の第3回「ピンダアース」(ヤギの決闘)が行われた。重量級(70㌔以上)に7頭、中量級(40㌔以上70㌔未満)に6頭が出場。住民や観光客ら約200人が会場を埋め、固唾をのんでピンダの激闘を見守った。


 出場したヤギのほとんどは、外来種。最も大きいヤギの体重は95㌔もあった。

 決闘はトーナメントで行われ、重量級の決勝は豊見山正さんの「シーサー号」(95㌔)と池城雅弘さんの「琉太郎号」(84・5㌔)が激突した。

 前足を高々と上げ、角を「ゴン、ゴン」と激しくぶつけ合う格闘は、迫力満点。戦いは制限時間内に決着が付かず、「シーサー号」が判定勝ちした。シーサー号は前回に次いで2連覇。

 中量級は知念正勝さんの「チャグー号」(48㌔)と津嘉山春喜さんの「パイヤーンメー号」(58㌔)が対戦し、「チャグー号」が判定勝ちを収めた。チャグー号も2連覇。

 優勝したヤギの所有者の豊見山さんと知念さんには賞状と賞金1万円と、米の副賞が贈られた。

 審判長を務めた諸見里朝仁さんは「今回も、盛況だった。雌の発情期の雄の格闘は、一番迫力があり、楽しめたと思う」と大会を振り返った。

 観客の福引き1等(子ヤギ1頭)は、比嘉米子さんが引き当てた。

 じゃんけん大会では、多良間-宮古間往復船チケットなどが当たり大喜びだった。

 ピンダアース大会は、振興策が展開されている「たらまピンダ」のPRと、観光客誘致を図る目的で開催している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月14日(水)9:00
9:00

「魅力的観光地の地位確立」

入域観光客数過去最高で見解/市長定例会見   嘉数登市長は13日、市役所で定例記者会見を開き、2024年度入域観光客数(推計値)が119万3000人となり、過去最高を更新(既報)したことを踏まえ「本市が国内外から注目される魅力的な観光地として地位を確…

2025年5月7日(水)9:00
9:00

思い出と共に帰路へ/宮古空港

連休最終日Uターンで混雑   最大11連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りでのんびりした時間を過ごした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に「また遊びに来たい」な…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!