空、海の便、全便欠航/台風7号の影響
空港で2500人の足に乱れ
強い台風7号の影響で12日、宮古島を発着する空と海の便が全便欠航した。欠航した空の便は、日本トランスオーシャン航空(JTA)の18便、琉球エアーコミューター(RAC)の10便、全日空(ANA)の12便、スカイマーク(SKY)の4便。この欠航で約2500人の足が乱れた。
13日の宮古空港発着便のうち、JTA、RACはあらかじめ欠航が決まった便はないが、この日の天候で判断するとしている。
ANAは那覇間の1721、1722便と石垣間の2便の計4便の欠航が決まっている。
SKYは那覇発宮古行き541便の出発時刻を午後0時5分、宮古発那覇行き542便の出発時刻を午後1時35分に遅らせて運航する。
周辺離島を結ぶ宮古フェリー、はやて海運、大神海運、多良間海運は天候次第で運航を決めるとしている。
空港ターミナル内は12日、予約の変更に訪れる利用者の姿が時折見受けられるほかは閑散としていた。
千葉県から家族3人で法事のため宮古島に里帰りしていた伊波泉さんは「明日中に戻らないといけない。小さな子どもがいるので東京直行便のキャンセル待ち。13日も朝から空港でキャンセル待ちします」といささか疲れた表情で話した。
大阪から3泊4日で宮古島を友人と訪れていた中野大地さん(大阪)は「初めての宮古島で初めて台風の影響で予約を変更した。ダイビングに来ていたが、1日しか楽しめなかった。もう一度来てしっかりダイビングを楽しみたい」と話した。