社会・全般
2013年12月14日(土)9:00
活性化の原動力に期待/城辺地区区長会
天然ガス試掘現場を視察
城辺地区区長会(友利盛三郎会長)の会員らが13日、城辺保良で行っている天然ガス試掘調査の現場を視察した。友利会長は「すごい技術が駆使されているのに驚いた」と感想。今後に向けては「豊富にガスが出て、城辺の活性化と産業発展の原動力になってほしい」と期待を込めた。
同視察は城辺のビッグプロジェクトに知識を深める目的で行った。
調査事業を請け負う会社の現場担当職員によると13日現在、1200㍍の深さまで掘り進んだ。早い時は1時間に4~5㍍も掘るという。1月中には2500㍍まで掘削する見込み。
同職員は「八重山層から天然ガスが出ることは分かっている。今回の調査では、八重山層の深さの位置が判明する」と話した。
試掘調査は3月末までに天然ガスや付随水に係る分析結果を取りまとめて完了する。
視察後、保良公民館で懇親会を開き親睦を深めた。幅4・5㍍、縦2・7㍍の大画面では千葉県での天然ガスの活用事例が紹介された。