安全安心な島に決意/年末年始交通安全出発式
飲酒運転の根絶誓う
「安全・安心 あなたから始める交通安全」をスローガンに2014年度年末・年始の交通安全県民運動(主催・市交通安全推進協議会)の出発式が19日、県宮古合同庁舎で開かれた。
宮古島地区交通安全協会や宮古島署などの関係機関から80人が参加し、運動の重点となる①飲酒運転の根絶②子供と高齢者の交通事故防止(特に歩行者事故の防止)③二輪車の交通事故防止および二輪車運転者のマナーアップ④交差点交通事故防止-に取り組むことを確認した。
同運動は21日~来年1月4日までの15日間で、期間中はさまざまな場所やイベントなどで交通ルールの順守と正しい交通マナーの実践を呼び掛ける。
主催者を代表して同協議会長の下地敏彦市長(代読)は「年末年始は忘年会、新年会など飲酒の機会が増える。お酒を飲んだら車を運転しない。車を運転する人に酒を勧めないなど家庭、地域で飲酒運転根絶と交通安全に対する機運を高めてほしい」と呼び掛けた。
宮古島署の平良英俊署長は「宮古島署管内では交差点の出会い頭の事故や右折左折時の事故が多い。事故の未然防止のためには止まる、待つ、確認することが大切。署としても一時停止違反の取り締まりを強化しているので事故のない安全安心な宮古島のために協力してほしい」と訴えた。
最後に宮古地区交通安全協会の比嘉正市副会長が交通安全宣言として「一人一人が交通ルールを順守し、命の尊さと交通事故の悲惨さを心に刻みながら今年のスローガンを合い言葉に交通安全の輪を広げ、みんなで交通事故ゼロを目指そう」と決意を示した。