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社会・全般
2015年8月2日(日)9:05

「うるか字誌」が完成/砂川自治会

出版記念し祝賀会開く


完成までの苦労を語る宮里編集委員長に拍手を送る参加者たち=1日、砂川公民館

完成までの苦労を語る宮里編集委員長に拍手を送る参加者たち=1日、砂川公民館

 砂川自治会の編集委員会が2001年5月から10年以上の歳月を掛けて制作作業を進めてきた「うるか字誌」がこのほど完成した。発行を記念する祝賀会が1日、砂川公民館で開かれた。関係者や地域住民らが多数参加し、盛大に完成を祝った。

 「うるか字誌」は、同地域の歴史や教育、文化産業、名所・旧跡、祭事、民俗芸能などをまとめたA4サイズの本で、総ページ数は693ページに上る。

 祝賀会では同自治会の砂川安功会長が「念願の字誌発行が計画書作成から十数年の歳月を経て、ようやく完成した。長い歴史の中で育まれた深い歴史や生活などをまとめた貴重な資料。今回の完成がカンフル剤となって地域発展の一助となればうれしい」と語った。

 編集委員会の宮里久男委員長は「砂川の歴史がつまった字誌。本当に大変だったがみんな協力的で、時間が掛かっても慌てないでと励ましてもらったおかげでこうしてできた。感謝している」と完成までの苦労を語ると参加者から盛大な拍手が送られた。

 参加者全員で乾杯し完成を祝ったほか、多くの人たちが歌謡や踊りの余興を披露し、会を盛り上げた。


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