05/08
2024
Wed
旧暦:4月1日 仏滅 壬 
社会・全般
2015年9月24日(木)9:02

アカハラダカ飛去数341羽

過去2番目の少なさ/宮古野鳥の会調査


越冬のため群れで南下するアカハラダカ=13日、下地の入江橋

越冬のため群れで南下するアカハラダカ=13日、下地の入江橋

 宮古野鳥の会(仲地邦博会長)が10日から、下地の入江橋で実施していた、アカハラダカの飛去数調査が23日、終了した。越冬のため宮古島から南下したアカハラダカの個体数は341羽(速報値)だった。1986年の調査開始以来、2009年の122羽に次ぐ少ない個体数となった。

 仲地会長は飛去数が少なかった理由を「天気に恵まれて、宮古島を通過していった固体が多かった可能性がある。また、何らかの影響で南下の経路が今年は中国大陸経由になったことも考えられる」と分析し「宮古島の入江橋の飛去数が減少しても、アカハラダカの全体数が減少していることにはつながらない」としている。

 アカハラダカは全長約30㌢の小型のタカ。中国の一部や朝鮮半島などで繁殖し、フィリピン、マレー半島、ニューギニアに南下して越冬する。

 アカハラダカは小型のタカで、1980年に大野山林で230羽の渡りが確認された。それ以前はアカハラダカの記録は国内ではほとんどなく、台風などの影響で迷い飛来する迷鳥として扱われていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!