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2019年5月26日(日)8:54

【花は島色】上間健斗さん(20歳)/MRO Japan(株)

「信頼される整備士に」


上間健斗さん

上間健斗さん

【那覇支社】那覇空港で航空機整備に取り組むのは、MRO Japan(株)入社3年目の上間健斗さん(20)=宮古工業高校出身=。「失敗が許されないので厳しいことも多いですが、整備した飛行機が飛んでいくと嬉しいです」と充実した笑顔を見せる。


那覇市出身で生後間もなく母親の故郷、城辺友利へ引っ越したという上間さん。城辺小、城辺中から宮古工業高校の自動車機械システム科機械システムコースへ進学した。

また、トライアスロン宮古島大会で選手が自転車で走る姿を見て「格好良いな。自分も脚力なら負けない。自転車競技をやりたい」と思ったのをきっかけに、高校では自ら部活を立ち上げることになる。

当時の宮工には自転車競技の部活がなく、上間さんは生徒会や顧問を引き受けてくれそうな先生へ自分で直接、お願いしに行って部活を設立。顧問の先生たちと二人三脚で毎日、早朝から練習に明け暮くれた。200㍍スプリントでは県優勝を果たし、九州大会にも出場したという。

現在の就職先であるMRO Japan(株)との出会いについては、「もともと乗り物が好きだったので、(仕事は)整備士になろうと考えました。進路指導や顧問の先生など、いろいろな人と相談する中で、『自分が好きなものはなんだろう』と思ったら、一番好きだったのは飛行機だったんです」と語る。

同社はANAホールディングスが設立した航空機の整備専門会社で、2015年に大阪の伊丹空港で事業を開始。現在は那覇空港に拠点を移し、沖縄振興開発金融公庫のほか、県内地銀3行や沖縄電力など沖縄の有力企業からの出資も受けている。上間さんの同期は23人の採用実績で、全員が県出身者という。

上間さんが入社したのは2017年4月。「(最初は)分からないことばかりで大変でした」と就職当初を振り返るが、飛行機の翼や胴体など重要な箇所の修理を行う毎日を過ごしている。

「一番のやりがいは?」との質問に、「先輩に任された仕事を、自分で考え、最後まで自分の力でやりきったときは達成感があります」と、表情を引き締める上間さん。今後については、「もっと技術を身につけて多くの飛行機を修理し、信頼される整備士になっていきたいです」と意気込みを語った。

宮古には、年末年始などに帰省しているといい、「帰った日には、やっぱり地元の友達と遊びに行ったりします」と、ふるさとの話題に声を弾ませた。

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