12/15
2025
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
政治・行政
2017年8月13日(日)9:04

19日にビブリオサロン開催へ/市平良図書館北分館

紙芝居も披露


下地美穂さんが19日に手作り紙芝居「蛇と生き水」を披露する=12日、市平良図書館北分館

下地美穂さんが19日に手作り紙芝居「蛇と生き水」を披露する=12日、市平良図書館北分館

 市平良図書館北分館(狩俣明館長)は19日午前10時~午後0時までの間、第8回ビブリオサロン「『星空』に関するおはなし」を開催し、宮古島の民話をイメージした手作り紙芝居「蛇と生き水)」や絵本読み聞かせを行う。下地ひかるさんと下地美穂さんが12日、会見し、「宮古では民話の紙芝居は少ない。子供たちのためになると思う」と親子の来場を呼び掛けた。

 同分館によると、ビブリオサロンとは、図書館でカフェ感覚を体験してもらい、新図書館併設予定のカフェの雰囲気を想像し、職員も「図書館内にカフェがあるのはどういうことか」というイメージをつかむための企画。

 下地美穂さんは、ロシアの東洋学者・言語学者、ニコライ・A・ネフスキーが遺した作品からイメージを膨らませ、約1カ月かけて手作り紙芝居を製作した。

 ネフスキーは1926年、那覇へ向かう汽船の中で平良町出身(当時)の慶世村恒任から「月のアカリャザガマの話」について聞き書きした。

 その話によると、大昔、お月様とお天道様からアカリャザガマという男性は使われ、二つの桶を担いで地上に降りてきた。一つの桶には人間を若返らせる水、もう一つの桶には蛇に浴びせる死に水が入れてあった。男性は非常に疲れたので、道端に桶を下ろして小便をした。その隙にどこからとなく1匹の大蛇が現れ来て、若返り水をジャブジャブと浴びた-。

 問い合わせは、同館(電話72・2317)へ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!