12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2017年11月15日(水)9:03

貨物積載最多は宮古/JTA貨物販売会議

当職員が現状説明


大きな箱にマンゴーを入れてから積み込むことで作業時間の短縮につながったことなどを説明する長嶺チーフマネジャー(中央)=14日、JTAドーム宮古島会議室

大きな箱にマンゴーを入れてから積み込むことで作業時間の短縮につながったことなどを説明する長嶺チーフマネジャー(中央)=14日、JTAドーム宮古島会議室

 日本航空(JAL)の貨物関係者と日本トランスオーシャン航空(JTA)販売促進担当らによる「2017年度下期JTA貨物販売会議」が14日、JTAドーム宮古島会議室で開かれた。離島での開催は今回が初となる。JTAの担当職員が同社路線でピーク時に1便当たりの貨物積載量が最も多いのは宮古空港であることなどを紹介した。

 上期と下期の年2回、開催されている同会議にはJALの本部と東京、名古屋、大阪、福岡の貨物販売販売担当者とJTA販売推進部の小掘健一部長や長嶺力雄貨物郵便販売グループチーフマネジャーらが出席した。

 長嶺チーフマネジャーは、JTA路線を各月別で見た時、年度の中で最も貨物搭載量が多かった月の1便当たりの搭載量は宮古空港がこの3、4年は最多を記録していて、マンゴーの出荷時期となる7月にはおおむね1便当たり2㌧台の貨物を搭載していることを紹介した。その一因として、贈答用マンゴーの箱が12個入る大きさの段ボールを作成し、そこに入れてから飛行機に搭載するようにしたことにより、1箱ずつ積み込むよりも時間を短縮することができ、結果、多くの貨物を詰め込めるようになったことなどを挙げた。

 小掘部長はJTA、琉球エアーコミューター(RAC)ともに上半期の貨物郵便の売上は好調に推移していることを説明。宮古-多良間線で使用する機材を従来より大きい機材に更新していること、宮古-那覇線にも従来大きな機材を導入したことで貨物スペースが広がり、これまで空輸を諦めていた物も航空便で輸送できるようになったことが要因との考えを示した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!