12/16
2025
Tue
旧暦:10月27日 赤口 己 
社会・全般
2018年4月1日(日)8:55

古民家再生、初の試み

名護の木造住宅を移築/かたあきの里


名護市の古民家を移築・再生へ。組み立て工事が始まっている=31日、平良東仲宗根添

名護市の古民家を移築・再生へ。組み立て工事が始まっている=31日、平良東仲宗根添

 平良東仲宗根添の「かたあきの里」の敷地内で、木造古民家の組み立て作業が始まっている。古民家の再生は宮古島初の試みで、名護市から移築する。5月には完成し、7月から宿泊の受け付けを開始する。

 移築・再生されるのは名護市東江にあった築61年の古民家。琉球大や名桜大の学長を歴任した故・東江康治さん、琉大教授や名桜大2代目学長だった平之さん兄弟の実家だという。

 知人を通じて相談を受けたかたあきの里が二つ返事で移築を受け入れ、赤瓦屋根平屋の再生を決めた。

 建物面積は30坪。骨材の6割は古民家で使われていたもので、専門の大工が組み立てる。柱に書き込まれた背比べの跡も残す。

 古民家は2015年の5月に解体した。昨年12月から古材の選別や再生に向けた修復を行い、このほど組み立て作業に入った。

 かたあきの里を運営するかたあき代表の下地一雄さんは「古いものにこそ魅力がある。ゆくゆくは文化財も考えたい」と古民家の再生事業導入を誇る。7月に宿泊客の受け入れを開始するが、すでに予約も入っているという。下地さんは「古い木造住宅の良さを感じてもらえればうれしい」と話している。

 かたあきでは、4月8日午前11時から正午まで一般対象の見学会を開く。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!