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環境・エコ 社会・全般
2010年12月12日(日)9:00

緑化活動のPR大切/全島県民運動

座間味さん講話、植樹活動も


緑化活動の重要性について理解を深める参加者=11日、大浦農村研修集会所

緑化活動の重要性について理解を深める参加者=11日、大浦農村研修集会所

 全島緑化県民運動推進会議主催の「花と緑の美ぎ島づくり 宮古のみどりを考えよう」が11日、平良大浦地区の農村研修集会所などで行われた。同地区の住民をはじめ一般市民の多数が参加して緑化運動の重要性を再確認した。沖縄本島北部で緑化推進活動を展開してきた座間味栄一さんが講話を行い、地域の緑化活動を広く紹介していくことの大切さを呼び掛けた。最後に参加者全員による植樹活動も行われた。


 はじめに講演が行われた。1998~2005年度にかけて伊豆味小中学校PTA会長として環境緑化の先頭に立って取り組み、国土大臣表彰など緑化功労者として数々の賞を受賞している座間味さんが当時の活動を紹介しながら話を進めた。

 植樹をしても、その後の管理がおろそかになってしまう状況を回避するためには「自分たちの活動に地域やマスコミを巻き込んでいくことが大切。その影響はとても大きい」とPR活動を重視するよう訴えた。「このようにして活動を取り上げていくことで素晴らしい成果が得られる」と理解を求めた。

 大浦地区の環境の優位性も強調。「花を植えてこの地区に適した品種の植物を植樹することで日本一の地域にもなれる」と絶賛して地域住民に緑化推進を呼び掛けた。

 講演の後は参加者がワークショップで意見交換した。緑化活動を停滞させないための組織づくりを含めて活発な意見を交わした。最後は植樹を行い、参加者が緑豊かな地域の実現を目指して植え付け作業で汗を流した。


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