02/04
2026
Wed
旧暦:12月17日 仏滅 己 立春
教育・文化
2019年6月2日(日)8:57

西原の祭祀、写真で記録/「ナナムイ写真展」開幕

西原公民館で9日まで


ナナムイの様子を145㍍のロール紙で展示した長崎さん=1日、西原公民館

ナナムイの様子を145㍍のロール紙で展示した長崎さん=1日、西原公民館

 平良西原出身のカメラマン長崎健一さんが撮影した地元の祭祀(さいし)ナナムイの写真展が1日から西原公民館で始まった。白い装束に身を包み祈りをささげるツカサたちや集落の人々の表情、日常生活など、2008年から今年まで撮りためた中から340点が展示されている。写真展は9日まで。

 西原集落は145年前に池間島から移住者によって「村立て」された。集落を囲むように七つの拝所や御嶽などが配置され、人々が祈りをささげてきたという。西原には年間で50を超える祭祀行事があり、主に47歳から56歳の人たちが執り行っている。

 長崎さんは「今回は祭祀だけに特化したものでなく、村の日常、人々の表情などの写真もある。以前の聞き取り調査では祭祀に関わる人が140人を超えた時期もあったと聞いた。時代の振り幅を含め、足元の大事なものに気付いてほしい」と呼び掛けた。340点の写真はロール紙に印刷されている。長崎さんは「つなぎ合わせると145㍍になる。分村からの145年を表現した」と話した。

 祭祀行事を主催するウーンマ(大ツカサ)を4年間務めたという上原成子さん(62)は「途絶えるかもしれないという危機感もあり、行事を担うツカサの負担を軽くしようと形を変化させながら続けてきた」と現状を説明。写真展については「以前は外部を遮断し撮影は拒否していたが、受け入れるようになった。長崎さんは西原出身ということもある」と話した。西原では90年代半ばから別の写真家が祭祀を多く撮影するようになり記録されている。

 9日には同所で「ナナムイのカギウグナーイ」と題したシンポジウムが行われる。また写真集「カギナナムイ2008-2019」の出版祝賀会も市内ホテルで開かれる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2026年2月3日(火)9:00
9:00

乗り放題チケット販売開始へ

島内路線バス 24時間と48時間の2種類   島内のバス会社の路線バスが乗り放題となる周遊型MaaS(マース)チケット「宮古島周遊フリーパス」の販売を4日から開始する。周遊フリーパスは24時間と48時間の2種類。市や島内のバス会社などの関係者が2日、…

2026年1月27日(火)9:00
9:00

「虹コン」冬の宮古PR/市の閑散期対策事業

ファンとキビ絞りなど体験   アイドルグループ「虹のコンキスタドール」(虹コン、ディアステージ所属)は25日、ファンクラブツアーで宮古島を訪れ、オリジナルバームづくり体験やサトウキビ黒糖作り体験などを行った。下地の農場ではサトウキビを絞り、黒糖作りを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!