12/16
2025
Tue
旧暦:10月26日 大安 戊 
社会・全般
2020年8月31日(月)8:58

お参りは基本、外で/祥雲寺

3密回避 コロナ禍の旧盆


旧盆の3日間のお参りは基本、堂内に入れず外で行うこととなった=30日、祥雲寺

旧盆の3日間のお参りは基本、堂内に入れず外で行うこととなった=30日、祥雲寺

 新型コロナウイルスの感染者が7月末に島内で初めて発生し、現在も断続的に感染者が確認される中で迎える今年の旧盆(31日~9月2日)。島内でも感染拡大防止が叫ばれる中、今年は供養の方法も変化を強いられている。例年、迎え日、中日、送り日の3日間、多くの人がお参りに訪れる市内の臨済宗妙心寺派祥雲寺では今年、堂内でのお参りを行わず基本は外で行うとし、理解を求めている。

 岡本恵道副住職は「これまで堂内でやっていた一連の旧盆のお参りはすべて外でやってもらうことが基本になる。新型コロナ感染予防の措置なので理解してほしい」と呼び掛ける。

 祥雲寺によると、例年は1日150人程度が入れ代わり立ち代わり堂内に訪れて、線香を立てて、お供え物をするなどしていた。

 さらに、一部は飲食をしながら堂内でしばらく時間を過ごしていたという。

 岡本副住職は「訪れる人たちを堂内に入れると3密になりかねない。さらに、訪れる人たちの多くが高齢者なので、感染予防の観点からも今回は外でのお参りをお願いしたい」と理解を求めた。

 寺の堂内で線香を立てて、お供え物をしていた風景が今年は新型コロナの影響で消え、先祖の出迎えはすべて外で行うこととなった。

 岡本副住職は「来年の旧十六日祭ぐらいからは新型コロナの影響がなくなって、例年通りになることを願っている。そのためにも今回の旧盆については外でやることに協力してほしい」と訴えた。 


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!