12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
教育・文化
2020年11月28日(土)8:58

小品から大作まで50点/未来創造センター

「かな書道展」始まる


会員の力作約50点が展示されているかな書道展=27日、市未来創造センター市民ギャラリー

会員の力作約50点が展示されているかな書道展=27日、市未来創造センター市民ギャラリー

 仮名を中心とした書道の展示会「かな書道展」(主催・正筆会宮古支部、かな書道サークル)が27日、市未来創造センター市民ギャラリーで始まった。半紙や色紙、短冊などの小品から「二尺八尺」と呼ばれる大作まで約50点を展示。初日から愛好家らが訪れ、「かすれ、余白の美」と形容される日本独自の書道文化を堪能していた。29日まで。

 作品は主に短歌や俳句で、久松公民館で活動する正筆会宮古支部、かな書道サークル会員の発表の場として初めて開催した。

 会場には正岡子規の「初日さす硯の海に波もなし」、松尾芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉(セミ)の声」、与謝蕪村の「夕立や草葉をつかむむら雀(スズメ)」などの有名な俳句が、仮名と漢字で書かれている。

 主催する二つの団体の代表者、田場啓子さんは「仮名と漢字、文字と料紙の調和、余白、かすれの美しさを楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けた。

 作品を書いた会員たちには「発表の場があると、目標を持って取り組むことができる。展示会を通して交流を深められる」と意義を強調した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!