12/15
2025
Mon
旧暦:10月26日 大安 戊 
政治・行政
2021年12月21日(火)9:00

困窮相談件数497件/宮古島市

コロナ影響 全体の90%占める

 

4人の議員の質問に市当局が答弁した市議会12月定例会一般質問5日目=20日、市議会議場

4人の議員の質問に市当局が答弁した市議会12月定例会一般質問5日目=20日、市議会議場

市への生活困窮相談件数のうち新型コロナウイルス感染拡大の影響による相談件数は497件で、全体の約90%を占めていることが20日分かった。新型コロナの影響による生活保護相談件数は12件で全体の5%程度となっている。4人が登壇した市議会12月定例会一般質問5日目で下地律子福祉部長が粟国恒広氏の質問に答えた。

生活困窮者自立相談支援機関である福祉政策課への生活困窮相談件数は速報値で560件。そのうち新型コロナ感染拡大の影響による相談は497件で全体の88・8%を占めた。

一方、11月末現在の生活福祉課への生活保護相談件数は211件。そのうち新型コロナの影響による相談件数は12件で、全体に占める割合は5・7%だった。

この数字について下地部長は「生活保護に関しては新型コロナウイルス感染拡大による相談件数は全体的数字から見ると少ない状況となっている。しかしながら、生活困窮者の相談件数は2019年度と比べ増加している状況。生活保護には至らなくても生活困窮をしている人、収入が減少して困っている人は大勢いる」との認識を示した。

生活困窮に陥る要因として下地部長は、飲食店の休業に伴う収入の減少や就労日数の制限などに伴う収入の減少などを挙げ、それらへの支援として市による低所得者支援金や住居確保給付金、社会福祉協議会による緊急小口資金の貸し付けなどがあることを紹介。「今後、国の事業なども予定されているようなので周知をしっかりしながら取り組んでいきたい」との考えを示した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!