05/09
2024
Thu
旧暦:4月1日 仏滅 壬 
産業・経済
2023年4月27日(木)8:59

増産へ土づくり重要性訴え/「さとうきびの日」

緑肥用ヒマワリの種まく/地区農業振興会
植え付け予定畑で実施

 

座喜味市長ら参加者が横一列になって緑肥用のヒマワリの種をまいた=26日、伊良部字伊良部の畑

座喜味市長ら参加者が横一列になって緑肥用のヒマワリの種をまいた=26日、伊良部字伊良部の畑

4月の第4日曜日は「さとうきびの日」。宮古地区農業振興会(会長・座喜味一幸市長)は26日、関連行事として伊良部字伊良部のサトウキビの植え付けを予定している川満良彦さんの畑に、緑肥用ヒマワリの種をまき、増産に向けて土づくりの重要性をアピールした。

「さとうきびの日」は糖業振興が狙い。毎年この時期に関連行事を行い、増産の機運を高めている。

宮古地区の行事には、生産者をはじめ県や市、製糖工場、JAなど関係団体かが参加した。

開始式で座喜味会長は「宮古の経済はサトウキビに支えられている。サトウキビが大きく育つためには土づくりが大切。きょうはサトウキビの増産を願って、しっかりヒマワリの種をまこう」と呼び掛けた。

県宮古農林水産振興センターの砂川喜信所長は「サトウキビは、地域経済を支える作物。特に宮古地区のサトウキビは県全体の4割以上を占め、関連産業への波及効果も高い。きょうは土づくりのためにしっかり種をまいて、キビ生産と製糖業の発展につなげていこう」と話した。

この後、伊良部地区さとうきび生産組合の池間藤夫組合長が「土壌は農業生産の基礎であり、土づくりこそが反収(10㌃当たり収量)向上への礎。土づくりへの意識を強く持ち『サトウキビは宮古の宝』を合言葉に生産農家と関係機関が一体となり増産に向け鋭意努力しなければならない。生産量40万㌧の達成に向け共に頑張ることを誓う」などと増産宣言を行った。

開始式を終えると座喜味会長、砂川所長ら参加者が横一列に並んで歩きながら用意した15㌔の種をまき、緑肥の効果と豊作を期待しながら種をまいた。

植えたヒマワリの見頃は7月ごろ。その後、夏植えに向けてすき込む予定。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!