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環境・エコ 産業・経済
2011年5月7日(土)9:00

市リサイクルセンター10年度

販売額は2600万円


地域で出るバイオ資源が良質な堆肥にリサイクルされている=市資源リサイクルセンター

地域で出るバイオ資源が良質な堆肥にリサイクルされている=市資源リサイクルセンター

 上野地区野原にある市資源リサイクルセンターの2010年度堆肥販売額は前年比35%減の2602万円となった。販売量は2509㌧で、前年の2338㌧と比べ171㌧(7%)の増加。単価の高い袋詰めの減少が販売額に影響した。牛ふんや鶏ふん、生ごみ、剪定枝、サトウキビのバガスやケーキなどのバイオ資源9680㌧を堆肥にリサイクルした。


 リサイクルセンターは、地域の植物や家畜、人に由来するバイオ資源の中心的循環施設。畑に堆肥を還元し化学肥料を減らすことによる地下水保全や、農家所得向上支援などを目的とする。

 原料別の入荷量は牛ふん2205㌧(前年2300㌧)、鶏ふん610㌧(同590㌧)、生ごみ248㌧(同189㌧)、酒かす70㌧(同28㌧)、剪定枝1981㌧(同1941㌧)、バガス1810㌧(同910㌧)、ケーキ類2757㌧(同1926㌧)。10年度はバガスとケーキが大幅に増えた。

 販売量の内訳はバラ2409㌧、袋詰めが100㌧(6600袋)。価格はバラがトン当たり8500円、袋詰めが1袋(15㌔入り)350円。キロ単価はバラが8・5円、袋詰めは円でバラの2・7倍と高い。

 同センターでは、販売額増加に向け、袋詰めを4~5万袋に増やしたいとしている。

 堆肥は牛ふん配合と、鶏ふん配合の2種類を製造している。販売は圃場整備に伴う需要が7割、そのほかは葉タバコや施設園芸などが占めた。良質な堆肥で、09年2月の県堆肥コンテストでは優良賞を受賞した。


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