05/02
2024
Thu
旧暦:3月24日 友引 丙 

Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/cnet01/www/miyakomainichi/wp-content/themes/miyako-mainichi2021/single.php on line 90
社会・全般
2010年7月24日(土)17:20

2010年 マンゴー出荷

今期のマンゴー出荷は、昨年比20%増の420トンと好調。第1回マンゴーまつりも盛況だった。だが、出荷最盛時の航空輸送に滞貨が生じ、増産機運に黄信号が点った 
 
▼ 運輸会社、行政、農家などが連携して抜本的な対策を早急に詰める必要がある。たとえば、臨時便の運行を容易にするためピーク時に合わせて大規模イベントを誘致する、海・空輸送を組み合わせる、保冷倉庫を活用する、収穫時期を調整するなど、あらゆる可能性を追求すべきだ
 
▼とりわけ、ピーク時期を平準化するための技術開発を重視したい。成り行きまかせでは、知恵がなさすぎる。草創期の名護「桜祭り」 は自然任せで、予定期間中に桜が咲くかどうか、市長の頭痛の種だったという
 
▼八重山のパイン工場では、一時に大量の原料が運び込まれて、処理できなくなる問題が起こった。その解決策として採られた方法は開花調整。開花から実が熟するまでの日数が一定であることに着目して、開花時期を人為的に調整し、工場への搬入量を平準化した。カーバイトのアセチレンガスが有効だった
 
▼本来、開花は気温と地温に関係がある。町の園芸家は、開花を早めるためには電照で気温を高めたり、遅くするためには根元に氷を入れて地温を冷やすなどさまざまな工夫をする
 
▼マンゴー収穫前の温度管理にも注目したい。マンゴー農家が蓄積しているノウハウを持ち寄って、ピーク時を調整する技術を確立し、組織的に実施できないものか。産地形成には知識・技術の共有化と組織的協働が不可欠だ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!