12/15
2025
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
環境・エコ
2012年3月6日(火)9:00

必要な開発のあり方提言/観光=環境を考えるシンポ

基調講演とシンポ開催


「宮古島の観光と環境を考える」をテーマに行われたパネルディスカッション=4日、マティダ市民劇場

「宮古島の観光と環境を考える」をテーマに行われたパネルディスカッション=4日、マティダ市民劇場

 「観光=環境を考えるシンポジウムinMiyakojima」(主催・同実行委、共催・宮古島市、イオン琉球)の最終日が4日、マティダ市民劇場で開かれた。「観光=環境モデル都市への実践提言と情報の共有化」をテーマに基調講演とパネルディスカッションが行われ、宮古島における観光の振興と環境保全について宮古島の財産である美しい環境を守りながら環境と観光に必要な開発のあり方などについて意見が出された。


 基調講演では、堤純一郎琉球大学工学部教授が「宮古島市の観光・環境・開発を考える」の演題で講話。

 堤氏は、観光と環境と開発の一体化を訴えるとともに今後の方向性については、環境にも観光にも必要な開発として廃棄物処分施設(一般と産業廃棄物)、エネルギー供給施設(環境に優しい都市)の必要性も示した。

 そのほか、宮古島の特性を生かして、再生可能エネルギーの供給基地となることやブランド化による付加価値として、世界一きれいなサンゴ礁の海を観光ブランドとし、さらに環境ブランドとして最先端環境技術のモデル都市としての宮古島を訴えた。

 パネルディスカッションでは、さるかの会の松原敬子さんや奥島憲二りゅうせきバイオエタノールプロジェクト室長らがパネリストとなり、それぞれの立場から宮古島の環境保全と観光振興について意見を出し合った。

 同シンポジウムは、5月に開催予定の「高校生太平洋・島サミット」に向けた啓発活動と宮古島内のネットワーク構築を目的に行われた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!