12/14
2025
Sun
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
産業・経済
2013年3月15日(金)9:00

「ワクチンの接種を」/JA主催

子牛肺炎防止で勉強会


子牛の肺炎対策を学んだ勉強会=13日、JAおきなわ宮古地区本部大ホール

子牛の肺炎対策を学んだ勉強会=13日、JAおきなわ宮古地区本部大ホール

 JAおきなわ宮古地区畜産振興センター畜産部は肉用牛勉強会を13日、JAおきなわ宮古地区本部大ホールで開いた。講師はファイザー(本社東京)の米山修獣医師が務め、牛の肺炎について講話。肺炎予防では密飼を避け、牛舎を清潔に保ちワクチンを接種することが大切になると強調した。


 米山氏によると、子牛の病気の半分は肺炎などの呼吸器系で、対策に困っている農家が多い(全国2008年現在)。肺炎の要因はストレス40%、ウイルス30%、マンヘミア細菌20%で、同3項目で9割を占めるという。マンヘミアは毒素が強く、肺炎で死んだ牛の半分以上に同細菌が関与した。

 米山氏は、過密な飼育でストレスが倍増すると指摘。「アンモニアやほこりの多い(不潔な)環境では、気管支粘膜の線毛がダメージを受け、ウイルスなどが感染して、鼻に常在しているマンヘミア菌のような細菌が肺に侵入し、肺炎を起こす」と環境と肺炎の関係を説明した。

 防止対策としては生後2カ月後に5種混合ワクチンを接種し、その1カ月後に2回目を接種する方法を推奨。ワクチンを施した子牛の、呼吸器病発生率は大きく低下した。マンヘミア(Mh)ワクチンの接種で、かなりの効果が出ることもデータで示した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!