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教育・文化
2013年8月28日(水)9:00

「八月踊り」へ始動

仲筋、塩川で手始め御願


手始め御願で古典踊りを披露する座員=25日、多良間村仲筋

手始め御願で古典踊りを披露する座員=25日、多良間村仲筋

 【多良間】国の重要無形民俗文化財に指定されている多良間村の豊年祭「八月踊り」の手始め御願が25日、仲筋、塩川両字の拝所で行われた。字長が酒、塩などを拝所の神前に供えて八月踊りの成功を祈った。


 今年の八月踊りは9月12日に仲筋、13日には塩川で正日(ショウニツ)が披露される。14日は各字の御嶽で「別れ」が行われる。

 各拝所で清掃が行われた後、手始め御願は午後5時ごろに始まった。

 厳かな雰囲気の中、神前に酒や塩を供えた仲筋字会の津嘉山正克会長は「きょうは八月踊りの御願に来ていただいて感謝している。各座の皆さん、練習を頑張って踊りを成功させよう」と住民らを激励した。

 この後、師匠やベテラン座員が幕開けの古典踊りや組踊りを披露し、八月踊りの成功を祈願した。

 八月踊りは旧暦8月8日から3日間の日程で行われる。初日は仲筋の土原御願所、2日目は塩川のピトゥマタ御願所でそれぞれ組踊りなどが演じられる。「多良間島の豊年祭」という名称で1976年5月、国の重要無形民俗文化財に指定された。


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