12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
社会・全般
2013年11月17日(日)9:00

アロマテラピーで症状緩和/がん相談会&出張講座

講師の比嘉さんが説明


緩和ケアとして取り入れるアロマテラピーの効果などについて説明する比嘉さん=16日、宮古病院

緩和ケアとして取り入れるアロマテラピーの効果などについて説明する比嘉さん=16日、宮古病院

 がん患者や家族、遺族を対象にした第9回「がん相談会&出張講座」(主催・NPO法人マインドケアおきなわ)が16日、「緩和ケアとアロマテラピー~みんな一緒にリラックス~」と題して行われた。

 講師の日本アロマ環境協会アロマセラピーインストラクターの比嘉倫子さんが「アロマテラピー(芳香治療)は、通常、がん治療の目的で行われている医療行為を補う、またはその代わりに行う医療で、補完代替療法の一つ」と説明し「つらさや痛みなどを和らげる役割を担う。その緩和ケアの一つとしてアロマテラピーを取り入れることができる」と話した。

 比嘉さんは参加者にオレンジやペパーミント、ラベンダーなど7種類の香りから、自分の好みの香りやその香りの印象などを聞いた。

 参加者の一人は「ラベンダーの香りに懐かしさを覚える」と印象を述べたのに対し、比嘉さんは「香りは記憶を呼び戻し、また記憶は香りで残る」など、香りが生活の中で果たす役割や、香りによりリラックスできることを挙げ、人体に与える影響を分かりやすく説明した。

 また、緩和ケアとしてのアロマテラピーで香りを選ぶ際、鼻づまりなどにはミント系というように症状に適したものがあるが、大切なのは「好きな香りを選ぶこと」と話した。

 講演後には、参加者が心理療法士などとの相談会に臨んだ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!