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教育・文化 社会・全般
2014年5月4日(日)9:00

子ども人口8966人/3月末宮古、多良間

2度目の8000人台


宮古地区の子ども人口は49年前と比べ3分の1以下に減少し、今後も減少傾向で推移していく(資料写真)

宮古地区の子ども人口は49年前と比べ3分の1以下に減少し、今後も減少傾向で推移していく(資料写真)


 宮古島市と多良間村を合わせた子供(14歳以下)人口(2014年3月末現在)は、前年同期と比べ80人減の8966人となった。8000人台は2010年に次いで2度目。49年前の1965年に3万人を超えていた子ども人口は減り続け、今では当時の3分の1以下となっている。


 国立社会保障・人口問題研究所によると宮古地区の子供人口は2020年には7000人台となり、40年には6000人を割り込んで約5900人台となると推計している。
 1965~2010年の数字は国勢調査の数字。13、14年は宮古島市と多良間村の集計値を、「こどもの日」(5日)を前に宮古福祉保健所がまとめた。

 1965年と2014年を比べた旧市町村別の子ども人口の減少率は、城辺が最も大きく89%。次いで伊良部88%、下地79%、上野77%、平良は51%。多良間村は83%で、宮古地区全体では71%(2万1246人)となった。

 また、同研究所がまとめた「日本の地域別将来推計人口」(13年3月推計)によると、将来の年少(0~14歳)人口の見込みで宮古地区は2020年までに8000人を割り込んで7000人台となり、30年までに約6500人、40年までに5000人台になると予想している。

 同保健所では「宮古地区の子供人口は減少傾向で推移してきており、今後もそれは続く見込み。子供たちは地域の宝であり、健全育成に向けても地域全体で子どもを大切に育てていく環境を構築していくことが大切」と説明した。


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