03/21
2026
Sat
旧暦:2月3日 仏滅 甲 
社会・全般
2014年11月30日(日)9:00

早期発見が命つなぐ/児童虐待防止推進講演

気付きの大切さ訴え


児童虐待防止を訴える講師の宮城雅也さん=29日、市働く女性の家

児童虐待防止を訴える講師の宮城雅也さん=29日、市働く女性の家

 宮古島市主催の児童虐待防止推進協議会が29日、市働く女性の家ゆいみなぁで開かれた。県立宮古病院医療部長の宮城雅也さんが講演し、「児童への虐待を防止するためには早期発見することが一番」と強調。子供や親の様子を注意深く観察し、「なんとなくおかしいと気付き、疑うことから始まる」と話し、虐待の事実を早く発見することが子供の命をつなぐと訴えた。

 宮古島市でも児童虐待に関する相談件数が増加していることを踏まえて講演会を企画。「ためらわず 知らせてつなぐ 命の輪」をテーマに開催した。

 宮城さんは、子供への虐待として▽身体的虐待▽ネグレクト▽性的虐待▽心理的虐待-を挙げた。その上で身体的虐待を受けた子供の写真を示した。参加者は重傷を負った子供たちの姿に目をそらし、虐待の怖さを再確認していた。

 あまり知られていない虐待として、胎児虐待と社会的虐待の紹介もあった。宮城さんは「妊婦のアルコール中毒は赤ちゃんに影響が出る。たばこは赤ちゃんが小さくなると科学的に証明されている」とし、このような妊婦の行為は胎児虐待に当たると指摘した。

 虐待は「すべて密室で行われる行為」と強調。これを防ぐためには子供を孤独にせず、密室をつくらない周囲の目が必要とした。

 虐待の早期発見に向けて養育者の態度と言動を注視するよう訴え。子供の入院を拒否したり、衝動的な行動が多かったりする養育者の場合は、虐待がないかどうかをしっかりと見極めるよう呼び掛けた。

 宮城さんは「子育てはみんなでやっていくことが虐待の防止につながる」などと話し、子供を地域全体で守り育てていく社会環境の重要性を訴えた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2026年3月17日(火)9:00
9:00

島の魅力発信の「顔」求む/宮古島観光協

第52代観光アンバサダー募集開始   宮古島観光協会(吉井良介会長)は16日、同協会で記者会見し、第52代宮古島観光アンバサダーの募集を同日から開始すると発表した。応募資格は宮古島在住の20歳以上で、宮古島観光のPRに意欲のある人。任期は今夏より一年…

2026年3月17日(火)9:00
9:00

「サンゴの楽園」シーズン到来

観光協 来月5日に海びらき   宮古島観光協会(吉井良介会長)は16日、同協会で記者会見し、今年の海びらきを4月5日に下地与那覇の前浜ビーチで開催すると発表した。本格的なマリンレジャーシーズンの到来で、海びらき会場では盛りだくさんのプログラムで市民や…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!