04/28
2024
Sun
旧暦:3月20日 仏滅 壬 
社会・全般
2015年10月30日(金)9:06

おたふくかぜ患者数が急増/宮古保健所管内

3週連続の警報発令

 宮古福祉保健所管内の流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の患者数が急増している。同所が29日に発表した感染症発生動向の2015年第43週(10月19~25日)の週報によると、定点医療機関当たり報告数が前週の4人から6倍強の25人となり、3週連続で警報発令となった。

 同所によると、第43週のおたふくかぜの患者数は50人で、特に幼児の発生が多くなっている。年齢別では、4歳と6歳が最も多く12人、次いで5歳の8人、3歳の7人、7歳の4人などとなっている。

 宮古管内における「おたふくかぜ」は、37週から注意報が発令され、翌38週に患者数が増加し警報となったが、39週にはいったん終息した。

 しかし、患者数が再び増え始め、41週の定点医療機関当たり報告数は13・5人となって再び警報が発令42週は、4・0人と患者数は減少したものの、終息基準値の2人を上回っていることから警報継続となっていた。

 そのまま終息するかに思われたが、42週は患者数が一気に増加していることから、同所では「マスク、手洗いをしっかり行って予防に努めてほしい」と呼び掛けている。「おたふくかぜ」は、急性ウイルス感染症で片側か両側の耳下腺のはれが特徴。

 ムンプスウイルス感染により発症し、通常は1週間~10日程度で回復する。

 飛沫(ひまつ)と接触により感染し、ワクチンを接種していれば、90%以上の人が発症を免れることができる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!