05/05
2024
Sun
旧暦:3月27日 大安 己 立夏
教育・文化
2016年6月16日(木)9:02

「方言は民謡で覚えよう」

平良中で方言教室/邊土名清志さんが講話


邊土名さんの話に耳を傾け方言を学ぶ生徒=14日、平良中体育館

邊土名さんの話に耳を傾け方言を学ぶ生徒=14日、平良中体育館

 平良中学校で14日、方言教室があった。講師で農家の邊土名清志さんが、民謡の歌詞を活用しながら宮古方言の魅力を語った。

 総合的な学習の時間を活用して開かれた。対象は1年生。邊土名さんは宮古方言の美しさと、民謡の歌詞に込められた意味を紹介しながら話を進めた。

 方言で行うあいさつの方法を紹介し、「あいさつは笑顔で」と助言。「あいさつはコミュニケーションの始まりであり、そのためにあいさつがある。とても大切なこと」と話した。

 宮古民謡を弾き語りながら、「笑顔でいる人には手をあげない」という方言を披露。ここでも「いつも笑顔でいることが大切。意識してほしい」とあいさつと笑顔の重要性を説いた。

 講話の後は、生徒の質問タイム。男子生徒が「方言はどれぐらいで覚えられるでしょうか」と聞くと、邊土名さんは「一番早いのは民謡で覚えること。1年ぐらいで身に付くのではないかと思う」と答えた。

 そのほか、「三線は何歳のときに覚えたの?」「どれぐらいの曲を弾けるのですか?」などと質問。邊土名さんは質問の一つ一つに丁寧に答え、「皆さんも民謡を覚えて次の世代に伝承してほしい」と期待した。

 最後に島尻梨穂さんがあいさつし、「きょうの講演を聞いて、おじいちゃんやおばあちゃんが話す言葉の意味を知りたくなった」と話し、感謝を込めた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月3日(金)9:00
9:00

各施設で子供無料、半額 大型連休きょうから後半

児童福祉週間 きょう3日から大型連休の後半がスタートする。6日まで4連休となり、各空港は混雑するほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れらでにぎわいそうだ。 厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に毎…

2024年5月3日(金)9:00
9:00

大輪の花で歓迎/観光客の撮影スポットに

下地のヒマワリ 国道390号の与那覇湾上地護岸沿いに植えられたヒマワリの花が咲き誇り、通りを行き来する観光客の目を楽しませている。初夏の青空が広がった1日午後、心地よい風に揺れる黄色の大輪の花に誘われて、多くの観光客がヒマワリと一緒に記念撮影をする光景が広がっ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!