12/14
2025
Sun
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
社会・全般
2016年10月12日(水)9:06

安全安心な地域に/パレードで防犯意識高揚図る

全国地域安全運動


地域の安全、安心に連携を確認する参加者ら=11日、宮古島署

地域の安全、安心に連携を確認する参加者ら=11日、宮古島署

 2016年全国地域安全運動(11~20日)宮古島地区出発式(主催・宮古島署、宮古島地区防犯協会)が安全・安心なまちづくりの日の11日、宮古島署で行われた。県、宮古島市など関係機関から約80人が参加して、安全安心な地域づくりの重点活動や、関係機関、団体との連携を確認した。出発式後、青色回転灯を装備した車両などで、市内をパレードし、防犯意識の高揚を図った。

 宮古島署の大城辰男署長は「ぜひこの機会に防犯や少年問題について関心を高め、地域安全活動を実践してほしい」と安全で安心して暮らせる宮古の実現に協力を求めた。

 宮古島地区防犯協会の前川尚誼会長は「この運動がより多くの地域住民の共感と参加のもと、住民総ぐるみの運動となることを期待している」とあいさつした。

 長濱政治副市長は「地域の安全安心は地域で守る。その雰囲気を醸成することは重要」と述べ、下地敏彦市長のあいさつを代読した。

 県宮古事務所の久貝富一所長は「犯罪を防ぐには、日ごろからの防犯に常に関心を持つことが重要。その意味でもこの出発式は有意義」と述べた。

 同協会の真壁寛樹副会長が「地域ぐるみの安全運動を実践し、安全で安心できる宮古かぎすまづくりに努める」と宣言した。

 同署管内の刑法犯認知件数は過去最高だった2002年の792件から、15年は370件と約53%減少しているが、自転車盗や子ども女性を対象とした声掛け事案、つきまといなどが発生している。

 同運動は防犯協会はじめ、県、市などの関係機関、団体が相互の連携を図りながら、安全で安心して暮らせる地域社会の実現を図ることなどを目的に実施されている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!