12/15
2025
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
教育・文化
2017年5月9日(火)9:03

マングローブの生態学ぶ/下地中3年生

海の環境ネットが出前講座


マングローブ林に生息する生き物を観察する下地中の3年生=8日、下地川満のウプカーマングローブ林

マングローブ林に生息する生き物を観察する下地中の3年生=8日、下地川満のウプカーマングローブ林

 下地中学校(砂川勝昭校長)は8日、3年生29人を対象とした環境教育出前講座を下地川満のウプカーマングローブ林で実施した。宮古島海の環境ネットワークの春川京子さんらを講師に招き、潮の引いたマングローブ林の木製遊歩道を歩きながらマングローブやカニなどそこに暮らす生き物を観察し、その生態などについて学んだ。

 出前講座では川満のマングローブ林に生息しているヒルギダマシ、オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギという4種類のマングローブや、カニの一種で雄は片方のはさみが大きいシオマネキ、クマドリオウギガニ、アメンボ、ミナミトビハゼなどを観察しながらその生態や特徴などについて説明を聞いた。

 春川さんは、ヒルギは地面から飛び出ている根から酸素を取り込んでいること、ヒルギダマシとヤエヤマヒルギの根は光合成もすること、雄のシオマネキが持つ大きなはさみは雌へのアピールであること、カニが土の中にあるものをエサとして食べることで土が浄化され、その結果マングローブも育ちやすくなることなどを紹介した。

 今回の出前講座は全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)の地域貢献助成事業の一環として実施された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!