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行雲流水
2016年9月3日(土)9:01

【行雲流水】「市環境衛生課」

 8月31日付本紙8ページの「契約以外の業務を指示?」三段抜きの見出し記事を興味深く読ませてもらった。市と環境清掃事業協同組合の間で資源ごみの収集に当たってそれぞれの認識の違いをあきらかにした内容の記事である。缶やびん、ペットボトルの収集のあり方についての確執だ

▼またもや市民の知らないところで行政と業者がごみ問題で争っているとは顰蹙(ひんしゅく)ものだ。両者の言い分を見てみよう。市は「クリーンセンターでの選別作業の手間を省くため(資源ごみの収集にあたっては)袋から取り出して収集車にいれる」このことは3年前に説明し「業者からは理解を得たものと思っていた」

▼業者は「市民が袋に入れて出しているごみを(わざわざ袋を裂いて中のものを)収集車にいれる」作業の危険性と交通への支障をあげ、さらにごみ収集の委託契約にはそのような作業は明記されていない、と主張する

▼この問題も大変だと思っていた矢先、9月2日付の新聞では市と業者との意見交換会が持たれ、市が業者側の意見を受け入れたと報道された。いち早く市民の批判を回避したと思える

▼環境問題に関して行政が取り組まなくてはならないことは山ほどある。ごみ処理施設の整備は市の事業として当然のことだが、それでごみ問題がなくなることではないし、ごみ収集は業者に任せばいいということでもない。市の生活環境部として「環境教育」について検討したことはあるのか

▼市民のライフスタイルがどうなっているか、商業経済の仕組みはどうか、そういったところから市民の環境に対する意識やモラルを考察して実践活動につなげていくことが行政の役割だと思う。

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