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【特集】2024年新年号
2024年1月1日(月)0:07

ダンスフェスで「グランプリ」/伊良部島中3年生「チームユイドル
息の合った迫力ダンス披露/リーダー石嶺さん「夢実現」努力誓う

息の合った迫力ダンスを披露した伊良部島中3年生の「チームユイドル」=昨年9月、北中体育館


伊良部島中学校の3年生38人で結成した「チームユイドル」が、昨年9月に北中学校体育館で行われた「第18回全宮古中学校ダンスフェスティバル」(主催・宮古地区中学校体育研究会)で息の合った迫力たっぷりのダンスを披露し、最高賞のグランプリを獲得した。

2019年4月に開校した伊良部島中学校は、今年で5周年を迎える。節目を前にした3年生たちの活躍に、佐久本聡校長は「創立5周年を迎える本校にとって、学年・学校の団結力を示す意義あるもの。みんなの元気と明るさで勝ち取ったこの成果を今後の学校生活で生かし、結の橋学園の誇りと絆を大切に育みながら学校全体で前進していくことを期待する」と喜んだ。

ダンスフェスティバルの開催は4年ぶり。6校7チーム総勢217人が参加してさまざまなダンスで日ごろの練習成果を競い合った。

審査は▽リズムの特徴をつかんでいる▽恥ずかしがらずに踊れている▽曲に合った振り付けがされている▽チームで息を合わせている−の4項目で行われた。

プログラム5番目に登場した「チームユイドル」は、人気アニメ映画「推しの子」の主題歌「アイドル」などの曲を組み合わせたダンスを披露。力強い足踏みなどで躍動感を表し、迫力あるパフォーマンスで見る人を引き付けた。

「チームユイドル」のチームリーダーで編曲も行ったという石嶺純士さんは「最初は、みんなで楽しく踊れたらいいなと思って編曲などを手伝った。それがグランプリを取れて、すごくうれしかった。一人一人が声出しを頑張って、元気よく踊れたことが良かったと思う」と受賞を喜んだ。

アーティストを目指してグラフィックデザインや動画編集などを行っており、昨年5月ごろから編曲にも取り組むようになったという。「今回はオープニングを1から作った」などと振り返りながら、新年の目標を「夢のアーティストを、頑張って目指していきたい」と意欲を示した。

また、亀山祐太朗生徒会長はグランプリ受賞について「今までと全く違う環境が一つになりこのような賞を貰えたことは、結の橋学園が地域と向き合ってきた成果だと思う」と語った。

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