11/02
2024
Sat
旧暦:10月2日 大安 庚 
ニュースウィークリー
2018年12月2日(日)8:54

【ニュースウィークリー】11月25日~12月1日

300人が笑顔の交流/地区障がい者フェス

 「共に築こう友情の輪」をスローガンに第34回宮古地区障がい者フェスティバルが24日、市上野体育館で開催された。会場には地域で生活する障がい者やその家族、中高生のボランティアら約300人が参加し、ゲームや舞台発表などを楽しみながら笑顔の交流で親ぼくを深めた。   (11月25日掲載)

宮古島で言語方言サミット/大会宣言を採択

 宮古語(方言)をはじめユネスコから消滅の危機にあるとされた国内8言語・方言の研究者や話者らが参加する2018年度危機的な状況にある言語・方言サミット宮古島大会が24日、マティダ市民劇場で開かれ「私たちの存在理由を守るために、私たちの言語や方言を保存、継承していく」などとする大会宣言を採択した。(11月25日掲載)

宮古島市男女総合成績12位/県民体育大会

 第70回県民体育大会は25日、全日程を終えた。14市郡で争う総合成績で、宮古島市は男女総合12位、女子総合14位と振るわず、上位進出はならなかった。宮古島市の団体優勝競技はバスケットボール男子のみ。卓球男子とサッカーが準優勝と躍進したが、そのほかの競技で大きなポイントを獲得できなかった。(11月27日掲載)

地方大会を宮古で開催/実践総合農学会

 実践総合農学会の第13回地方大会が25日、JAおきなわ宮古地区本部農業情報管理センターで開かれた。同会に所属する会員らが来島し、農業関係者が抱える課題や振興について意見を交わした。新規就農者の確保をテーマにしたシンポジウムが行われた。(11月27日掲載)

下地島空港の防疫体制の強化求める/宮古島市が県に要請

 国際線の就航が見込まれる「みやこ下地島空港ターミナル」が来年3月30日に開港することを受け、宮古島市の長濱政治副市長は27日、県庁を訪れ、同空港経由で海外から家畜伝染病などが侵入することを阻止する防疫体制の強化などを求める玉城デニー知事宛の要請文を提出した。(11月28日掲載)

座喜味一幸氏を自治功労者表彰/全国都道府県議会議長会

 27日に開会した県議会の11月定例会で、長年にわたり地方自治の発展・振興に貢献した自治功労者として、県議会議員在職10年以上の座喜味一幸氏(宮古島市区選出、沖縄・自民党)ら8氏に新里議長が全国都道府県議会議長会の表彰状を伝達した。(11月28日掲載)

キビ生産30万トン見込む/18-19年産

 宮古地区の2018-19年産サトウキビの生産見込み量が29万9900トンになることが製糖各社の生産量調査で分かった。複数の台風接近で被害を受けた今期作だが、平年並みの生産量は確保できる見通しだ。製糖期に向けて品質の向上が期待される。(11月29日掲載)

砂川保育所休園へ住民は継続訴え/市が説明会

 市立砂川保育所が休園の見通しとなった。施設の老朽化が激しいためで、期間は2019年度の1年間となる。市が27日夜、保護者や住民に説明した。先月示した「廃止」の方針は事実上棚上げし、耐震調査を入れた上で存続を含めた検討に入る。ただ、保護者や地域住民は強く反発し、仮園舎を設置してでも保育を継続するよう訴えた。(11月29日掲載)

無形文化遺産にパーーントゥ/ユネスコで正式登録決定

 インド洋のモーリシャスで28日から行われている国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産保護条約政府間委員会の審査で、日本政府が候補として申請していた宮古島のパーントゥ(平良島尻のパーントゥと上野野原のサティパロウの総称)など国指定重要無形民俗文化財である伝統行事10件からなる「来訪神 仮面・仮装の神々」を無形文化遺産に登録することが正式に決定した。(11月30日掲載)

諮問6件中3件を適合/市景観審議会が市に答申

 宮古島市景観審議会の庄司優副会長は29日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、22日付で下地市長から諮問を受けていた6議案について答申した。6件中、市の総合庁舎など3件を適合と判断し同意する一方で、残り3件は継続審議となった。(11月30日掲載)

豊作を祈念して播種式/城辺葉タバコ生産振興会

 宮古地区の2019年期作葉タバコの栽培が30日、始まった。城辺地区では播種(種まき)式で豊作を祈願。生産農家が収量アップと品質向上に決意を示した。県内有数の産地として知られる城辺地区ではJAおきなわ城辺支店敷地内の育苗ハウスに城辺葉タバコ生産振興会のメンバーやJA、市などから関係者が参加して播種式が行われた。(12月1日掲載)

上布の継承発展願う/「稲石祭」行う

 国の重要無形文化財に指定されている宮古上布の創製者、稲石刀自の功績をたたえる「稲石祭」が30日、上野の市伝統工芸品センターにある稲石記念碑前で行われた。宮古上布に携わっている人や行政など関係者約50人が出席。祭壇に反物や神酒などを供え、上布の継承と発展を願った。(12月1日掲載)

カテゴリー一覧

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!