ニュースウイクリー
５月27日～６月２日

安全な水確保へ行動／高校生島サミット閉会式

 高校生太平洋・島サミットは２６日、市中央公民館で閉会式を行った。日本と太平洋島しょ国など１５カ国１地域から参加した高校生がサミットの成果を共有。安全な水を得られる世界の実現へ向け、環境に優しい行動を発信することを誓い合った。２３日から４日間の日程で行われた同サミットはこれで全ての日程を終了した。（５月２７日掲載）

伊良部大橋架設桁つり上げ撤去／伊良部島側に設置

　宮古本島側の伊良部大橋に設置されていた鉄鋼製の架設桁（ガーダー）を２６日午前、大型クレーン船がつり上げ撤去した。伊良部島側の大橋工事現場に初めて設置され、６月中旬から本格的に稼働する。架設桁は、大橋上部のコンクリート製セグメントを接合する際に使用する移動装置。長さ１６０㍍、幅５㍍の立体構造で重さ６７０㌧。（５月２７日掲載）

座喜味氏が総決起大会／２期目へ支持者ら気勢

　県議選（６月１日告示、１０日投開票）に出馬表明した現職の座喜味一幸氏（６２）＝自民＝の総決起大会が２８日夜、ＪＡおきなわ宮古地区本部大ホールで開かれた。座喜味氏は基本政策に掲げた離島振興策の一つ「交通、物流コストを大幅に安くしさまざまな産業振興を図る」を示し、２期目の当選へ支持を訴えた。（５月２９日掲載）

集めたごみ２３㌧上野風林帯清掃／第１回市美化清掃の日

　宮古島市の環境を守り育てる市民協議会が主催する「宮古島市美化清掃の日」の活動が２７日、同協議会のメンバーや下地敏彦市長、地元の住民ら約１００人が参加して行われた。上野宮国の県道２３５号線（保良上地線）沿いの防風林の枝打ちや草刈り、空き缶、ペットボトルなどのごみを拾った。集められたごみは、刈り取られた草や枝などを含み約２３㌧。空き缶やペットボトルのほか、古タイヤや冷蔵庫、テレビなども含まれていた。（５月２９日掲載）

朝ドラ通じ宮古ＰＲへ／「純と愛」推進協設立

　今年１０月から放送予定のＮＨＫ朝の連続テレビ小説「純と愛」を通じて宮古島のＰＲなどを目指す「『純と愛』宮古島市推進協議会」の設立総会が２９日、市役所平良庁舎で開かれた。撮影やエキストラ募集での協力、番組タイトルを活用した土産品開発などを行う事業計画案、協議会規則などを審議し、全会一致で承認した。（５月３０日掲載）

懲戒免職の処分を決定／酒酔い運転の市職員

　下地敏彦市長は２９日、今月１８日に酒酔い運転をした上、人身事故を起こし逮捕された市上下水道部工務課の男性職員（５８）＝平良字西仲宗根＝の処分を懲戒免職とすることを決めた。同日午前に開かれた市職員懲戒分限審査委員会の答申を受けての結論で、男性職員の上司２人は文書訓告とすることも決定した。（５月３０日掲載）

新会長に饒平名さん／城辺地域づくり協議会

 城辺地区地域づくり協議会は３１日、城辺公民館で２０１２年度定期総会を開き、青少年育成に向けての安全活動や文化、スポーツ振興、住民の健康増進に取り組んでいくことを盛り込んだ同年度事業計画などを原案通り承認した。役員改選では新しい会長に饒平名建次さん（西城）を選出した。任期は２年。（６月１日掲載）

駐車場有料化など検討／宮古島マリンターミナル

　宮古島マリンターミナル社の第45回取締役会が３１日那覇市内のホテルで開かれた。下地敏彦市長は３月２３日で解散した漲水リゾート社に対し、７億８６００万円の債権者請求を行っていることを報告。マリン社の採算益を上げる方策として同社が管理する駐車場（約１４０台分）の有料化を市民に周知した上で、１０月をめどに作業を進めていく考えであることを明らかにした。（６月１日掲載）

「ヤッカヤッカ」多良間で終日響く／スツウプナカ盛況

　多良間の豊年祭「スツウプナカ」最終日の１日、神歌のはやし「ヤッカヤッカヤッカ」が終日響き渡った。参加者らは、ウヤキツヌザラ（富貴角皿）の酒器とユナウスと称する円筒状の酒器に入った神酒を回し飲みし、旧年中の大豊作に感謝し、新たな年の豊かな実りを願った。（６月２日掲載）

座喜味、奥平氏が無投票当選／県議選宮古島市区

 任期満了に伴う第１１回県議会議員選挙は１日告示された。県内選挙区（定数４８）には計６３人が立候補を届け出、１０日間の選挙戦に突入した。多良間村を含む宮古島市区（定数２）には現職で２期目を目指す座喜味一幸氏（６２）＝自民公認、公明推薦＝、３期目に挑む奥平一夫氏（６２）＝無所属、社大推薦、社民支持＝の２氏が届け出を行った。同日午後５時までに２氏以外に届け出はなく、２氏の無投票当選が確定した。（６月２日掲載）