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ニュースウィークリー
2017年3月12日(日)9:01

【ニュースウィークリー】3月5日~3月11日

パーントゥなど提案決定/ユネスコ無形文化遺産

 文化庁は2日、「宮古島のパーントゥ」(島尻、野原)をはじめ、神などの姿をした者が現れる国指定重要無形民俗文化財行事10件を「来訪神:仮面・仮装の神々」としてユネスコ無形文化遺産登録に再提案することを決めたと発表した。今月末にユネスコ事務局へ提案書が提出され、2018年秋にユネスコ政府間委員会で審議が行われる予定となっている。(3月5日掲載)

宮古民謡など4団体が演奏/「さんしんの日」

 世界の三線愛好者が三線を奏でる「第25回ゆかる日まさる日さんしんの日」の4日、宮古では、琉球古典音楽野村流伝統音楽協会宮古支部、宮古民謡協会、宮古民謡保存協会、琉球古典音楽野村流保存会宮古島支部の4団体が、三線・歌で宮古民謡や琉球古典民謡の名曲を披露。重厚な演奏で三線の素晴らしさを世界へ発信した。(3月5日掲載)

多彩なイベント、親子連れが参加/青少年の家まつり

 「第34回宮古青少年の家まつり」が5日、同所で開催された。会場には約1000人の親子連れが訪れが訪れ、多彩なイベントを楽しんだ。オープニングセレモニーで安慶田昌宏所長が「これからも私たちの活動を充実発展させていくので、きょうはみんなで楽しい時間を過ごしてほしい」と呼び掛けた。(3月7日掲載)

池間六段が全勝で優勝/第39期宮古本因坊戦

 第39期宮古本因坊戦の決勝リーグが5日、同囲碁教室で行われ池間博美六段が3戦全勝で優勝した。通算の優勝回数は10連覇して名誉本因坊を認められた10連覇(1期~10期)と合せて12回目。持前の実力を十分に発揮した。(3月7日掲載)

過剰かん水指導徹底へ/土地改良区総代会

 宮古土地改良区は7日、平良西里のJAホールで第28回通常総代会を開いた。水の大切さを再認識し、過剰なかん水には指導を徹底することなどを盛り込んだ2017年度事業計画と、収入・支出総額2億6400万円の一般会計予算案などを原案通り議決・承認した。(3月8日掲載)

「ふるさと文化財の森」に野原の「イヌマキ林」設定/県内では初

 県教育庁文化財課は7日、文化庁の「ふるさと文化財の森」に宮古島市上野字野原の「イヌマキ林」(上野資源リサイクルセンターの南側)が設定されたと発表した。この文化財の森の設定は県内では初で、今後、県内の文化財の修復素材として野原鏡原のイヌマキが使用されることになる。(3月8日掲載)

2年生21人が修学旅行出発/伊良部高校

 伊良部高校の2年生の希望者21人が8日、同校では初となる本格的な修学旅行に出発した。宮古空港で行われた出発式で、団長の下地忠彦教頭は「今回の目的を忘れることなく、それぞれの将来につなげるよう多くのことを学び、いろいろなことを経験してきてほしい」と呼び掛けた。(3月9日掲載)

県立4高校で一般入試スタート/初日は3教科を実施

 県立高校の一般入試が8日からスタートした。日程は2日間で、宮古地区では宮古高校、宮古総合実業高校、宮古工業高校、伊良部高校の4校で初日は国語、理科、英語の学力検査が行われた。受験生たちは緊張した面持ちで試験問題に挑んでいた。(3月9日掲載)

来年秋にもLCC就航へ/下地島空港の利活用

 下地島空港の周辺用地活用について、県と基本合意書を交わした三菱地所の関係者が9日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、今後のスケジュールを説明しながら宮古圏域観光への貢献に強い意気込みを示した。今後については、6月に着工を予定し、来年秋にはLCC(格安航空会社)や国際線を就航させて運航開始を目指していることが説明された。(3月10日掲載)

一般会計25億円余/多良間17年度予算案

 多良間村は9日までに、2017年度一般会計当初予算案を発表した。総額は25億5500万円で、前年度に比べ33億500万円(56・4%)の大幅減。宮古製糖多良間工場の老朽化に伴う建て替え事業費の減が主な要因で、ほぼ平年並みの水準。主要事業は、観光関連施設整備事業、超高速ブロードバンド環境促進事業、水納島航路船舶建造事業、村営南原団地建て替え工事などを新規で盛り込んだ。(3月10日掲載)

「元気村」の実現へ決意/伊良皆村長が施政方針

 伊良皆光夫村長は10日に開会した多良間村議会3月定例会で、2017年度の施政方針を表明した。伊良皆村長は「時代に息吹く村づくり」を挙げ「全ての村民が将来にわたり夢と希望を持ち、共に助け合いながら元気で幸せに暮らし続けることのできる『村民起点のガンジュー(元気)村』の実現に全力で取り組む」と決意を表明した。(3月11日掲載)

福島と宮古交流続く/東日本大震災から6年

 宮古島では東日本大震災発生2年後の2013年から、原子力発電所の事故の影響が残る福島県から子供たちと親を毎年夏、宮古島での保養に「笑顔カレンダー」の販売収益などで招き交流するプロジェクトが市民有志らにより行われていて、これまでに延べ39家族136人が福島ではまだできない自然とのふれあいなどを宮古島で楽しんできた。(3月11日掲載)

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