03/18
2025
Tue
旧暦:2月19日 友引 丙 
政治・行政
2021年10月20日(水)8:59

マグロを学校給食に/宮古島市

伊良部漁協で試食会/座喜味市長「とてもおいしい」

 

用意された試食品を食べて「うまい」と高評価を下す座喜味市長(中央)=19日、おーばんまい食堂

用意された試食品を食べて「うまい」と高評価を下す座喜味市長(中央)=19日、おーばんまい食堂

伊良部漁協が水揚げした地元のマグロを活用した加工品を、宮古島市が学校給食に提供することを目的に実施している実証実験の試食検討会が19日、同漁協の「おーばんまい食堂」で行われた。座喜味一幸市長は「とてもおいしい。特にフレークはいろいろなものに活用できそうなので楽しみ」と期待した。検討会には栄養士も参加。給食への提供に向け、味や栄養面の観点から助言する予定だ。

試食品は、マグロフライとメンチカツ、なまりのフレークの3種類。

まぐろフレークは、オイル無し、オイル5%入り、オイル10%入りの3種類が用意され、参加者たちはそれぞれの味や風味を確認した。

メンチカツはシソありとなしの2種類が用意され、シソ入りを食べた参加者からは「風味がとてもいい」と好評だった。

マグロフライも高評価で、参加者たちはチェックシートに感想を記入しながら、さらに子供たちに喜ばれる料理になるよう課題を確認していた。

座喜味市長は「伊良部漁協から、新型コロナウイルスの影響で魚が売れないとの声を聞いて、市として『何ができるか』からスタートした。島の魚を使った料理が学校で頑張る子供たちから『おいしい』と言われればいろいろな団体や大手のスーパーも扱うようになり、どんどん良い動きに展開していくと思う」と期待を寄せた。

市は学校給食への導入に向けて、今後さらに検討を進める。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年3月14日(金)9:00
9:00

観光シーズン到来へ

観光協、来月6日海びらき   宮古島観光協会(吉井良介会長)は13日、同協会で記者会見し、今年の海びらきを4月6日に下地与那覇の前浜ビーチで開催すると発表した。「第47回サンゴの楽園未来まで 集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」を皮切りに宮古島では本格的な…

2025年3月13日(木)9:00
9:00

各専門部が進捗状況報告

第39回トライ専門委全体会議   第39回全日本トライアスロン宮古島大会の第3回専門委員会全体会議が12日、市役所で開かれた。各専門部の部長らが集まり、事務局から取り組み経過や地震・津波発生など緊急時の対応などの説明を受けた。大会副実行委員長の久貝順…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!