05/08
2024
Wed
旧暦:3月29日 先勝 辛 
政治・行政
2023年12月8日(金)9:00

ふるさと納税 過去最高12億円見込む/市議会総務財政委

前年度比2億円の増/手数料と委託料補正計上

 

市一般会計補正予算案などを審査した総務財政委員会=7日、市議会全員協議会室

市一般会計補正予算案などを審査した総務財政委員会=7日、市議会全員協議会室

市議会の総務財政委員会(下地茜委員長)が7日、市議会全員協議会室で開かれ、2023年度の市一般会計補正予算などを審査した。ふるさと納税が過去最高だった22年度よりも2億円増加し、12億2262万円が見込まれていることが分かった。8日は議決議案の審査の後、表決までを行う。

ふるさと納税は、古里や好きな自治体に寄付できる制度。22年度寄付額は10億1374万円で初めて大台を突破した。市への寄付額は4年連続で過去最高を更新中となっている。

久貝順一企画政策部長は「今年度のふるさと納税は過去の実績を踏まえて9億円を見込んでいた。今年度の4~9月までの寄付額が、前年度の同期間の約2倍となる4億2019万円となっている」と説明した。

想定を上回る金額となるため、寄付に係る経費も増額になるとして、手数料と委託料を計1億9000万円補正計上した。

市に実際に入る金額は50%。委託先は、宮古島観光協会を代表とする3社による「ふるさと納税運営管理委託業務共同体」で、委託料は寄付額の41%。このうち30%が返礼品の費用となって、残りの11%がシステム開発や返礼品の開発などに充てられている。

返礼品は465件あるという。昨年度は旅行クーポン券、宿泊券、マンゴー、ゴルフプレー券、肉の人気が高かった。

市の貯金に当たる財政調整基金については3億6900万円を積み立てる。補正予算が可決された場合、残高は76億円になることが説明された。財政ビジョンより目減りしているとの指摘に対し、與那覇勝重総務部長は「昨年は20億円を予算化したが、実際の取り崩しは10億円程度だった。財政ビジョンは下回らないと考えている」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!