05/09
2024
Thu
旧暦:4月1日 仏滅 壬 
スポーツ
2024年2月13日(火)8:59

國學院が大会新で初V/大学駅伝

全区間1位「完全優勝」/2位順天堂、3位専修

 

ガッツポーズでゴールテープを切る國學院大のアンカー、本山=11日、市陸上競技場

ガッツポーズでゴールテープを切る國學院大のアンカー、本山=11日、市陸上競技場

宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2024(主催・同実行委員会)が11日、市陸上競技場を発着点とした5区間100・5キロで行われ、國學院大が5時間11分9秒の大会新記録で初優勝した。1区からトップに立ち、アンカーまで首位を譲らず、全区間1位の区間新で「完全優勝」の圧勝劇。2位は順天堂大で大会新、3位は専修大だった。5区間で計9人が区間新を出すなどハイレベルなレースを繰り広げた。地元中高生が参加した沖縄選抜も力走を見せた。

大会には今年の箱根駅伝5位の國學院大、同6位の法政大、同11位の東海大、同17位の順天堂大、東京国際大、芝浦工業大、専修大、大学連合、沖縄選抜が出場した。地元の中高生5人が沖縄選抜チームに加わり、5区を分割して走った。

レースは1区の終盤に國學院大の野中恒亨が抜け出し、2位に25秒差をつけてたすきをつないだ。その後も2~5区の選手も区間賞の走りで、他の追随を許さなかった。アンカーの本山凛太朗は、派手なガッツポーズでゴールテープを切った。

表彰式後、國學院大の山口祥太コーチは「目標にしていた優勝を達成できた。選手の頑張りをたたえたい。1区の野中が冷静に勝負所を見極めて、良い流れを作ってくれた。しっかり勝ち切れたことが今後につながる」と感想を語った。

チームを代表して佐藤快成(3年)は「チームの目標はレースで勝ち切ること。目標を達成でき、個人的には区間賞も取れたので、うれしい。ハードなコースだったがアピールできたと思う」と喜んだ。

コースは宮古南静園入り口や東平安名崎、下地運動公園を通過する一周道路を使用。1区19・5キロ▽2区21・8キロ▽3区20・2キロ▽4区20・4キロ▽5区18・6キロ-計100・5キロで健脚を競った。

この日のスタート時(午前9時)のコンディションは晴れ、気温16・6度、湿度64%、北北東の風5メートルだったが、時間の経過とともに日差しが強くなり、気温も上昇していった。

昨年大会よりも距離が伸びたが、全区間で区間記録を更新するなど好タイムが生まれた。

結果は次の通り。

【総合成績】①國學院大5時間11分9秒=大会新=②順天堂大5時間14分42秒=大会新=③専修大5時間22分37秒④東海大5時間24分40秒⑤芝浦工業大5時間27分17秒⑥法政大5時間27分54秒

【個人成績】1区=①野中恒亨(國學院大)59分16秒=区間新=②鬼澤大樹(順天堂大)59分41秒③橋本章央(芝浦工業大)1時間0分0秒▽2区=①高山豪起(國學院大)1時間7分15秒=区間新=②花岡寿哉(東海大)1時間7分59秒=区間新=③荒牧琢登(順天堂大)1時間8分30秒=区間新=▽3区=①田中愛睦(國學院大)1時間2分15秒=区間新=②小林侑世(順天堂大)1時間2分42秒=区間新=③中井陸人(東海大)1時間5分27秒▽4区=①佐藤快成(國學院大)1時間4分30秒=区間新=②堀越翔人(順天堂大)1時間5分37秒=区間新=③長谷川源(専修大)1時間6分34秒▽5区=①本山凛太朗(國學院大)57分53秒=区間新=②岩島共汰(順天堂大)58分12秒③新井友裕(専修大)58分43秒


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!