「蔵之介」「晩酌屋」に市長賞/んまむぬ杯表彰式
ランチ、ディナーで競う/みそ使った新メニュー考案
宮古島ならではのB級グルメ開発を目指す、宮古島調理師会(藤田雄太会長)主催の「第7回宮古島んまむぬ杯」は17日、JTAドーム宮古島で表彰式を行った。指定食材「宮古みそ」を使って開発、提供した新メニューについて投票された結果、グランプリ(市長賞)に輝いたランチ部門の「宮古島らーめん蔵之介」、ディナー部門の「晩酌屋しーた」など6店舗が表彰を受けた。
今回は1月17~同31日に開催した。過去最多の59店舗が参加しマルキヨ味噌提供の指定食材を使った新メニュー62点が出品された。
藤田会長は「これからもイベントを継続、成長させていきたい。地元食材の発展と継承に取り組んでいきたい」と述べた。
市長賞を授与した嘉数登副市長は、「宮古食材を活用しバラエティー豊かなメニューを開発している」と参加者をたたえながら、「今後もイベントを継続し、市の飲食店の魅力を島内外に発信してほしい」と期待した。
「蔵之介」の重保裕治店長は「すごくうれしい。普段からマルキヨ味噌を使っており、何としてもグランプリを取りたかった。マルキヨ味噌独特の味を生かせた。スタッフ一同頑張った結果だ」と話し、市民に受賞メニューの実食を呼び掛けた。
入賞者は次の通り。
【ランチ部門】グランプリ(市長賞)=宮古島らーめん蔵之介「宮古味噌中華そば」▽準グランプリ(宮古島観光協会会長賞)=Madam C SAKABA&COFFEE「宮古みそ×カチョエペペ」▽特別賞(宮古島調理師会会長賞)=小さな幸せSakuri「宮古みそアイスバスチー」
【ディナー部門】グランプリ(市長賞)=晩酌屋しーた「宮古味噌のラザニア」▽準グランプリ(宮古島商工会議所会頭賞)=エベッサンMR.EBIS「牛すじ出汁巻き玉子」▽特別賞(マルキヨ味噌賞)=和琉創作Dining雅「島豆腐の厚揚げ宮古味噌チーズ焼き」