児童館に遊びにおいで/6カ所が出し物披露
初の祭り、親子で盛況/連絡協
市児童館連絡協議会(新城宗史会長)の「じどうかんまつりinいらぶ」が2日、伊良部公民館で行われた。多くの親子らが足を運び、市内6児童館の出し物で楽しい時間を過ごした。同まつりの開催は初めて。昼時間には無料提供の防災カレーライスに舌鼓をうった。
同まつりは▽子どもたちに何かあったら頼れる場所、何もなくてもいつでも行ける場所である児童館について知ってもらう▽現場と行政が連携して居場所としての児童館の質を上げるために取り組んでいることを広く周知する-ことを目的に行われた。
新城会長は「1回目なのでドキドキしている。普段、児童館でやっている遊びに触れて楽しいところだと知ってもらいたい。まだ児童館について知らない保護者も多いので、児童館とは何かを知ってもらいたい」と話した。
会場では、ペットボトルと風船で作った空気砲で的を狙うゲームやプラ版キーホルダー、ビーズアクセサリー、モルックなど「遊びのマルシェコーナー」が設置され、下地児童館母親クラブの人形劇「てぶくろ」が披露された。
昼時間には、ひらら児童館で毎月1度行われているこども食堂の「出前こども食堂」が屋外で行われ、水を入れて1時間ほどで食べられる「アルファ化米」を使った防災カレーライスが提供され、子どもたちが「おいしい」と頬張った。
児童健全育成推進財団とナイキが共同開発した運動遊びプログラム「JUMP-JAM!(ジャンジャン)」も紹介された。
家族5人で参加しビーズストラップを作った與那覇愛恵さん(7)は「楽しい。上手に作れた。かばんに付けたい。きょうはみんなでたくさん遊びたい)と話した。
母の満智子さん(42)は「遊ぶ場所が少ないので、こういうイベントは助かる。通い慣れた児童館の行事なので安心して楽しんでいる。今後もこういう機会が増えると良い」と話した。