11/14
2024
Thu
旧暦:10月13日 仏滅 辛 
イベント
2017年8月7日(月)9:07

干潟で多彩な催し/サニツ浜カーニバル

水中駅伝で水しぶき


潮が満ち始めた干潟で力走する水中駅伝の参加者ら=6日、与那覇サニツ浜

潮が満ち始めた干潟で力走する水中駅伝の参加者ら=6日、与那覇サニツ浜

 干潟の祭典「第27回サニツ浜カーニバル」(主催・宮古島市など)が6日、下地の与那覇湾、通称サニツ浜で開かれた。約700㌶の広大な干潟を舞台に、水中駅伝や綱引き、宮古角力、10人11脚などが行われ、家族連れら市民は楽しい夏の一日を過ごした。開会式で川根心真君(下地小6年)が、参加選手を代表して「けがをしないよう、干潟の祭典を楽しみます」と元気よく選手宣誓をした。

 サニツ浜ふれあい広場の土俵では、宮古角力が行われ、久米島角友会も参加、一般や小学生が個人戦、団体戦で熱戦を繰り広げた。

 干潟競技はレディース綱引きで幕開け。パンダル50ccが8連覇を果たした。男子綱引きは宮古島まもり隊が初優勝を果たした。

 潮が満ちるのを待って、この日最後の競技として行われた水中駅伝は、途中で水しぶきを上げて転んでしまう選手もおり、会場から笑いを誘っていた。

 男女綱引きは、滑りやすい足元をものともせず、全員で力を合わせ、男女共こん身の力を込めて綱を引いた。選手の周りには応援団が付き、「頑張れ頑張れ」と声援を送っていた。10人11脚は仲間たちと息を合わせ、「イッチニ、イッチニ」とリズムを取りながらゴールを目指した。

 宝探しや乗馬体験も行われた。初めて乗馬体験をした高島糸玲七ちゃん(3)は「初めて馬に乗れて、楽しかった。また体験したい」と笑顔で話した。

 競技に先立ち行われた開会式で長濱政治副市長は「現在では地域住民、観光客が一体となって楽しめるイベントとして定着している。広大な干潟を舞台に繰り広げられる各競技を楽しみながら、祭典を十分に満喫してほしい」と、下地敏彦市長のあいさつを代読した。

 アトラクションとして下地のクイチャー、与那覇のヨンシーが披露され、全員が方言バージョンのラジオ体操で体をほぐした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月12日(火)9:00
9:00

ハーリー開催で参加者募集

海族まつり 来月1日フィナーレ/観光協   宮古島観光協会(吉井良介会長)は11日、同協会で会見を開き、「海族まつりフィナーレ」を12月1日(午前9時~午後2時)にトゥリバービーチで開催すると発表した。今回は「海人王決定戦」と銘打って爬龍船競争(ハー…

2024年11月9日(土)9:00
9:00

「観光は地方創世の柱」

観光庁・長﨑部長ら視察来島/座喜味市長と意見交換   国交省観光庁の長﨑敏志観光地域振興部長と跡見学園女子大学の篠原靖准教授が8日、市役所に座喜味一幸市長を訪ね、宮古島観光振興で意見を交わした。市は観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する事…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!