05/08
2024
Wed
旧暦:4月1日 仏滅 壬 
イベント
2017年9月10日(日)9:02

親子で救急業務を体験/市消防本部

消防・救急フェアー開催


フェアーでは塗り絵コーナーなどが子どもたちの人気を集めていた=9日、市内スーパー駐車場

フェアーでは塗り絵コーナーなどが子どもたちの人気を集めていた=9日、市内スーパー駐車場

 消防・救急フェアー(主催・市消防本部)が救急の日の9日、市内大型スーパー駐車場で行われた。会場には救急車が展示され内部が紹介されたほか、ポンプ車と救急車の塗り絵コーナーなども設けられ、親子連れの買い物客らが、フェアーを通して、救急業務に理解を深めた。同フェアーには、市消防本部から約30人が参加し、子どもたちからの質問に答えたり、心肺蘇生法体験などの指導をしたり、救急業務を丁寧に紹介していた。

 息子の波児君(3)とフェアー会場で体験した大鴈丸美砂子さん(平良)は「息子が消防や救急車が大好き。将来は消防士になりたいと話しているので、その夢につながればと思って来た」と話し、波児君は救急車の内部や心肺蘇生法、AED(自動体外式除細動器)の使い方などを真剣な表情で体験していた。

 買い物の帰りに4歳と6歳の息子2人と立ち寄った友利美咲さん(平良)は「これから生まれる子どもがいるので、心肺蘇生や応急処置などを学んで帰りたい」と参加した理由を話した。

 宮古島市の2016年の救急出動件数は3133件で搬送人員数は2982人と、過去5年間では件数、人員数ともに最多で、増加傾向にある。このうち入院を必要としない軽傷が53%を占めており、市消防本部は救急車の適正利用を呼び掛けている。

 同フェアーの開始式で市消防本部消防署の上原昭宏署長は「このフェアーを通して、一人でも多く市民に、救急車の適正利用と消防に対する理解を深めてもらえるようしっかり啓発活動をしてほしい」と述べた。

 同フェアーは、毎年救急医療週間最終日に、救急業務に対する正しい理解と、応急手当の必要性を、市民に深く理解してもらうことを目的に開催している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!