奉納祈願フラで幕開け

イベントの成功を祈る地元のツカサと関係者の皆さん＝６日、伊良部長浜のホテルてぃだの郷

　今回で５回目となるフラの祭典「カギマナフラｉｎ宮古島２０１７」が６日午後、伊良部島での奉納祈願フラで開幕した。関係者や審査員らが同島内の御嶽や聖地を巡り、イベントの成功を祈りながらフラをささげた。

　奉納祈願フラにはコンペティションの審査員らも参加。牧山ピヤーズ御嶽、ヌシ御嶽などを参拝した後、長浜にあるホテルてぃだの郷前庭の聖地で祈った。

　地元のツカサが神歌をささげた後、石川県から来島した山本留海子さんと佐々木アケミさんが優雅なフラで花を添えた。最後は関係者全員でカチャーシーを踊って大会の成功を願った。

　イベントの開幕に当たり実行委員会事務局の垣花和彦局長は「今回で５回目の節目を迎えた。ぜひ、多くの市民が会場でフラの神髄に迫る素晴らしい踊りを堪能してほしい」と呼び掛けた。