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政治・行政
2017年10月10日(火)9:05

衆院選きょう公示

仲里、西銘、富川3氏が立候補へ/沖縄4区

 【那覇支社】22日投開票の第48回衆院選は、きょう10日に公示される。宮古島市と多良間村を含む沖縄4区では、前職で「オール沖縄勢力」が推す無所属の仲里利信氏(80)と、同じく前職で経産副大臣を務める自民党の西銘恒三郎氏(63)が立候補を予定しており、事実上の一騎打ちとなる公算。宮古島市出身の前職、下地幹郎氏(56)は、那覇市を中心とする沖縄1区から出馬する。

 それぞれの陣営は、沖縄本島で支持者を最大動員し出発・出陣式を行う。宮古島市でも仲里、西銘両氏の支持者らが集まり、出発・出陣式で気勢を上げる予定。

 2014年の前回選挙では、沖縄県内4選挙区の全てで「オール沖縄」勢力が支持する候補者が勝利。自民系は比例復活を果たしている。今回は、1月の宮古島市長選挙などで勝利した自民系が、どこまで巻き返すかが焦点となる。

 仲里氏は、翁長雄志知事の県政を支持し、普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する立場を強調している。宮古・八重山地区への陸自配備についても、反対の立場。

 沖縄本島での第一声は、午前9時から南風原町の兼城交差点で行う。宮古地区へは、14日に候補者本人が入る予定。

 西銘氏は、国土交通委員長などとして地域振興に果たした実績を強調しており、辺野古問題は県が敗訴した最高裁判決で区切りが付いたとの立場。陸自配備についても容認している。

 沖縄本島での第一声は、午前8時半から南風原町の津嘉山南交差点で行う。本人の宮古入りは、14日を予定している。

 また、沖縄4区からは、幸福実現党から富川泰全氏(38)も立候補を表明している。10日午後3時40分からは、宮古島市・北給油所交差点付近で、有権者に支持を訴える予定。

 このほか、1区から出馬する日本維新の会の下地氏は、午前8時から那覇市牧志の選挙対策本部で出陣式を行う。

 今回の衆院選は宮古島市議選と同日開票される。


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